2018年8月14日〜2018年8月20日 お盆シーズンであり、ニュースは少なめですが、サイエンス誌にひとりの日本人の研究者の研究不正をめぐるルポが掲載されています。 ★Researcher at the center of an epic fraud remains an enigma to those who exposed him http://www.sciencemag.org/news/2018/08/researcher-center-epic-fraud-remains-enigma-those-who-exposed-him Scienceによると研究不正の世界トップ10の半分は日本人研究者だった https://togetter.com/li/1258507 記事で取り上げられたのは佐藤能啓氏。元弘前大学教授。研究不正を恥じて自死したとのことです。 佐藤能啓、佐藤敬 弘
嘘の大波に飲み込まれる日本 見慣れた葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」かな。あれ、ちょっと違うぞ…よく見ると白波が論文になっている… 全米科学振興協会(AAAS)が発行する、世界を代表する科学週刊誌サイエンスに掲載された絵は、日本を強く意識させるものになっていた。 「嘘の大波(TIDE OF LIES)」と題されたその記事は、サイエンスの2018年8月17日号に掲載された。紙面では見開き2ページに渡り、上述の北斎風の絵が掲載されている。 記事は骨の研究者で医師の佐藤能啓氏を取り上げている。 佐藤能啓氏は、骨折とビタミンなどに関する大規模な臨床試験を行ったとして論文を発表してきた。佐藤氏の論文はほかの論文にも引用され、骨折予防の治療指針の根拠となっていた。その論文にデータの捏造、改ざんという研究不正(研究ネカト)があったのだ。 本学の元医学部教授が筆頭著者である論文14本に研究不正行為
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