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ブックマーク / jasum.exblog.jp (1)

  • 鉄コン筋クリート | 枯木寒巌なりに思うところ

    何の予備知識もなしに見に行ってきた。 それでもテーマがはっきりしていて、分かり易い映画で期待以上に楽しめた。 幼年期から青年期に移行する際の葛藤を描いたもので、クロをその中心人物として物語は展開される。(内容を考察するため、予備知識なしで映画を見て楽しもうと思っている人は、以下、見るべからず。まぁ、予備知識なしであれば、読んでも意味は通じないと思われますが。) 「俺の街」である宝町は、幼年期に自身が構築した世界観だ。それ故に「自分のもの」という概念が強く、それを奪いにくる外的要因を駆逐しようと執拗なまでに攻撃的でありうる。 その街に昔の顔である「鼠」が帰ってくるところから話は始まるが、この展開が既に象徴的であって面白い。鼠は「街の変貌をい止めたい」意識の象徴であり、変化を遂げる前の自己の反省を促すものである。また、それは意識のなかで追い詰められるが故の鼠なのであろう(窮鼠という意味での鼠

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