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2年前の6月23日、神戸市の「図書館運営会議」で、ある書籍の購入の可否が話し合われた。20年前の1997年に同市須磨区で起きた連続児童殺傷事件の加害男性が著し、社会的な議論を巻き起こした「絶歌(ぜっか)」。憲法に定める「知る権利」や「表現の自由」とともに、地元で発生した事件の重みと遺族らの思いに配慮した検討の過程を、当時の内部資料などから振り返る。(小川 晶) 【写真】神戸連続児童殺傷20年 彩花ちゃん兄、初インタビュー 「どんな本なんだろう」 2015年6月上旬、神戸市立中央図書館。近日発行予定の新刊をまとめた「選書リスト」に含まれる1冊が、職員の間でちょっとした話題になった。 蔵書として購入するかどうかの判断材料となる資料で、書籍名やシリーズ名、著者名など取次業者が提供した情報が並ぶ。その1冊は「絶歌」というタイトルと出版社名は記されていたが、著者名が空欄だった。 同月11日、
岡山県高梁市の市教委に2006年に贈られた「万葉集」や備中松山藩の儒学者山田方谷に関する郷土資料などの書籍約1万6千冊が10年間にわたり放置され、寄贈者の要請を受けて市教委が昨年3月に返還していたことが、山陽新聞社による市への情報公開請求で分かった。寄贈したのは高野山大(和歌山県)名誉教授だった故藤森賢一さん=同市出身=の遺族で「利用されず残念」としている。 藤森さんは高梁高などで国語を教えた後、同大文学部教授を務めた。大学勤務の傍ら専門家を招いた国文学や医学などの無料講座を市内で開いた。05年に75歳で亡くなった後、遺族が「源氏物語」「チェーホフ全集」といった古典、国文学、外国文学のほか、絶版になった哲学や仏教の専門書など計1万6435冊を寄贈した。 市教委によると、通常、蔵書登録した寄贈本はおおむね1カ月以内に貸し出す。藤森さんの書籍は当時、約7万冊を収蔵していた高梁中央図書館の蔵
3月21日に、全国で3番目となる「ツタヤ図書館」として、宮城県多賀城市にリニューアルオープンした多賀城市立図書館。当サイトでは5月以降、同館が大量の中古本を購入している異様な選書実態を報じてきたが、新刊購入においても問題が次々と発覚している。 今回は、そもそも多賀城市から図書館の管理を委託されたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、どのような意図のもとに選書して、図書を購入しようとしていたのかを詳しくみていきたい。 下の図は、2015年度中に多賀城市立図書館が今年3月のリニューアルオープンに向けて選書した追加蔵書の新刊部分を、ジャンル別に分類したものである。 新刊で最も多く選書しているのは意外にも「人文」で、トータル2414冊。新刊書籍選書合計1万9250冊のうち12.5%を占める。ちなみに、ここでいう「人文」とは、CCC独自の「ライフスタイル分類」による分類に基づき、思想、哲学
〒680-0017 鳥取県鳥取市尚徳町101 電話番号:0857-26-8155 ファックス番号:0857-22-2996
レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営している武雄市図書館の2015年度収支は796万円の赤字だった。赤字は3年連続だが、前年度より半減し、2年連続で縮小した。
5月26日付当サイト記事『新ツタヤ図書館でまた重大問題発覚!中古本を大量一括購入、本をただのインテリア扱い』、5月30日付記事『ツタヤ図書館、CCC系列店から古い実用書等のクズ本を大量購入!異常な高値でも大量購入』において、3月21日に新装開館した宮城県・多賀城市立図書館が追加蔵書を購入するにあたって作成された選書リストを入手し、その問題点について指摘した。 多賀城市教育委員会に提出された選書リストの冊数は、合計3万5000冊。そのうち、少なくとも1万3000冊が「中古」と明記されている。そのリストから、市場価値が極端に低い中古本を購入していたことが明らかになった。昨年、多賀城市と同じくカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となって運営する佐賀県武雄市図書館と同様に、「不適切な選書問題」が再び起きていたのだ。 多賀城市教委によれば、今回3万5000冊にも及ぶ追加蔵書購入に
5月26日付当サイト記事『新ツタヤ図書館でまた重大問題発覚!中古本を大量一括購入、本をただのインテリア扱い』において、レンタル大手TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する宮城県多賀城市立図書館、通称「ツタヤ図書館」が、通常ではあり得ないような蔵書の大量購入をしていた事実をお伝えした。 今回は、実際にどのような本を蔵書として仕入れていたのかをみてみたい。 下のリストは、多賀城市の選書リスト中に「中古」と明記された合計約1万3000冊の本を出版年度別に分類したものである。 2015年 191冊(1.5%) 14年 1874冊(14.4%) 13年 2013冊(15.5%) 10~12年 4501冊(34.6%) 05~09年 3200冊(24.6%) 00~04年 1008冊(7.7%) 1990~99年 203冊(1.6%) 89年以前 14冊(0.1%
3月27日付当サイト記事『ツタヤ図書館、税金を使ってTカード会員勧誘…貸出カード作成者に勧誘DM』で報じたように、3月21日にリニューアルオープンした宮城県多賀城市立図書館では、同館の指定管理者であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の非常識な公私混同ぶりが浮かび上がり、激しい批判にさらされている。 佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続いて「ツタヤ図書館」として生まれ変わった同館においても、Tカード機能付き図書カードが選択肢のひとつとして採用されている。 それについては、これまで個人情報保護の観点から、情報がCCCサイドに漏れるおそれがあるとの批判が繰り返しなされてきたが、実はTカードの基本機能自体がCCCにとって金儲けの種なのである。つまり、公共図書館が公式にTカードを採用することは、結果的にCCCへの利益供与となっているのだ。 まずここで、Tカードの仕組みを解説しておこう。まず
「図書館に登録してきたら、スタバ(スターバックスコーヒー)の無料券とレンタル2本無料券もらった。最高!」「図書館でTカード登録したら、蔦屋書店のレンタル無料券とスタバのコーヒーチケットいただきました!」 先月末から今月頭にかけて、インターネット上にこのような書き込みが目立った。 これは宮城県多賀城市での出来事だ。市立図書館が駅前に新しくできたビルに移転して3月21日にリニューアルオープンした。それに際して、混雑緩和のため事前に開催された図書カード登録会に多くの市民が集まった。 その登録会は市主催であるにもかかわらず、公共図書館の図書貸出カードをつくると、もれなくスタバや蔦屋書店の無料券がもらえるという、前代未聞の出来事が起きたのだ。 多賀城市民に確認してみると、「Tカード機能付きの図書カードを作成した人に、スタバとツタヤの無料券をプレゼントしていました」と言う。 いったい、なぜそんなことが
以前、海老名市立図書館の「分類・配架の基本方針」「分類表」の公開請求を行い文書が開示されたが、公開決定書に「公開する行政文書の著作権は、指定管理者に帰属しており、著作権法に基づき、著作権法上認められた場合を除き、指定管理者に無断で複製・転載することはできません。」との記載があったため、ブログでの分類表の公開はしなかった。 その後、書肆ふろすてぃ(@Alice_fst)さんが「海老名市立中央図書館における「分類・配架の基本方針」「分類表」」という内容で情報公開請求を行ったところ、「著作権云々」の記載なしで分類表が開示されたとのことで分類表を公開されている。 https://t.co/miMtZj5eUAhttps://t.co/VRTzJT8g3r 海老名の分類表は、@Chujirorx氏が公開を受けたものと同じなのだけど、 私の開示文書にの備考欄には一切記述がありませんでした。 つまり、つ
『亞書』に係る経緯について 平成27年3月以降、発売元である株式会社りすの書房から『亞書』第1巻から第78巻まで、計78冊(1冊の定価6万円+税)が国立国会図書館に郵送されました。オンライン書店においても、一時、販売されていたこと、体裁も簡易なものではなかった等のことから、広く一般に頒布されている出版物と解し、受け入れ、納入出版物代償金を支払いました(42冊分の約136万円)。 平成27年10月以降、『亞書』について、ギリシャ文字等をランダムに配した解読不能な本であるとして、出版の目的等についてインターネット上で話題になったこと等を受けて、発売元に事情を聞き、頒布実態等を調査してきました。 『亞書』についての対応方針について 国立国会図書館は、発売元から聴取を行い検討した結果、郵送された『亞書』各巻1冊は、頒布部数が少なく、また、国立国会図書館法に列挙された出版物に該当せず、国立国会図書館
1月13日付当サイト記事『ツタヤ図書館、応募資格を満たしていないことが発覚!運営開始直後に資格要件の認定証を返上』にて紹介したが、昨年12月15日に開催された神奈川県海老名市議会第四回定例会では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となって運営している通称「ツタヤ図書館」、市立中央図書館に関する討論が紛糾した。 質問に立った保守系無会派の山口良樹議員は、指定管理者への応募資格であった、個人情報保護の体制を整備していることを証明するプライバシーマーク(Pマーク)をCCCが返上し、独自基準で個人情報の取り扱いをしていることを厳しく追及した。 だが、山口議員が追及したのはそれだけではなかった。むしろクライマックスは、市立中央図書館のリニューアル工事にかかわる費用についての質疑だった。「爆弾」と名づけてもいいような質問が続いて繰り出された。 同じCCCが運営している佐賀県武雄市
周南市がレンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」の企画会社と連携して進める新徳山駅ビルの図書館建設計画で、木村健一郎市長は4日、計画の是非を問う住民投票の条例制定を直接請求された場合、「可決すべきでない」とする意見書を条例案に添えて市議会に提出する考えを示した。 この日の記者会見で、木村市長は住民投票が実施された場合、当初予定した2017年度の完成が遅れる可能性があることを説明。「これまで長い時間をかけて市民や議会の声を聞きながら進めてきた。計画を遅らせることこそ市民の損失になる」と述べた。 計画を巡っては、反対派の市民団体代表が住民投票の条例制定を求め、昨年12月に9129人分の署名を市選管に提出。審査の結果、有効署名数が有権者の50分の1(2425人)を上回れば、市長に条例制定を直接請求できる。 一方、市は4日、30日午後1時半から市徳山保健センターで計画について説明するシンポジウムを
岐阜県図書館(岐阜市)は21日、同館が所蔵する同性愛や性同一性障害に関する本26冊(購入額約7万3000円)が盗まれたと発表した。 岐阜南署に被害届を出した。 同館によると、11月30日から12月10日まで蔵書の総点検を行ったところ、1階の書棚にある該当の本26冊がないことがわかった。館内を探したが見つからず、貸し出し手続きもないため、同館は盗まれたとみている。 同館には、貸し出し手続きをせずに本を持ち出すと、警報が鳴る防犯システムがあるが、異常はなかったという。 同館や岐阜市立図書館では昨年8月にも同様の本計60冊(同約13万円)が盗まれており、警察に被害届を出した。県図書館は今後、職員の巡回を強化し、盗まれたテーマの本を重点的に点検するなどの対策を取るとしている。
佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続いて、2016年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「第三のツタヤ図書館」がリニューアルオープンする宮城県多賀城市。人口6万人のこの小さな町の議会が、最近、全国の図書館フリークたちの注目を集めた。そのやりとりには、全国各地で噴出している「ツタヤ図書館問題」が凝縮されていたからだ。 「わかっているのに、はぐらかすのやめてくださいよ。もう多賀城は買ったんですか?(略)CCCが、武雄図書館をリニューアルオープンする際に買った図書の購入リストを見て、どう思ったのかということを聞いているんです。在庫一掃であってはだめでしょう。だから、どう思いましたかと聞いているんです。このリストを見て。見ているんですか」 語気が荒くなっているのが、会議録からもひしひしと伝わってくる。今年10月14日に開かれた多賀城市議会定例会の1シーンである。共産党の藤原益
「ツタヤ図書館」で中心市街地の活性化を図る計画が10月の住民投票で反対多数となった愛知県小牧市は21日、新図書館の指定管理者制度の導入と名鉄小牧駅前への設置を定めた条例を白紙に戻す条例改正案を市議会に提案し、可決された。 今回の可決で、新図書館計画は、場所も管理運営方法も未定の状態に戻る。 指定管理者制度導入と駅前設置は昨年6月の市議会で条例改正が認められ、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と図書館流通センターが想定されていた。住民投票後、市はCCCなどとの契約を解消したが、山下史守朗(しずお)市長は「現計画の問題を検証し、必要に応じて見直す」方針を示し、CCCとの連携復活にも含みを持たせていた。これに対して議会側は、条例も元に戻すよう求めていた。
ごく普通の人による、ごく普通の日常を綴ったブログ。 2年半前にリニューアルされて全国的に話題になった図書館のある佐賀県武雄市に住んでいるが、件の図書館についての記述はほとんどなかった。ツイッターでも、あの事件が起きるまで、図書館に関して積極的につぶやいてはいなかった。なぜなら、不用意なツイートをしてしまうと、人口5万人の小さな町ゆえ、個人が特定されてリアルの生活に支障をきたすおそれがあるためだと、ブログには書かれている。現に、そうなった人を何人も見てきているらしい。 事件が起きたのは2月末のことだった。そんな人物がツイッターで瞬間的に沸騰した声を上げたのだ。 「なんだぁぁぁこりゃぁぁぁ!!! 」 このツイートには、「武雄市内の小学生 保護者各位」と題された1枚のプリントの写真が添付されている。 「このたび、武雄市内児童の読書推進を目的として 武雄市図書館の利用カードの一斉作成をすることにな
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