「ユーザーを理解するって言うほどカンタンじゃないよね」 UXデザイン・UXリサーチをもう一度ちゃんと理解しよう!Yoshiki Hayama
本を作って出版する仕事をしています。 今回、はじめてRe:VIEWを実際の仕事に使ってみたので、忘れないうちに感想とメモを殴り書きしておきます。 ちなみに、作ったのは『エクストリームプログラミング』という本です。 公式サイトのREADMEに「an easy-to-use digital publishing system for books and ebooks」とあるように、 Re:VIEWは日本語の技術書をできるだけ簡単に作るための仕組みです。 テキスト原稿に比較的簡便なマークアップをマニュアルどおりに施し、本全体の構造をYAMLに書けば、それなりに体裁が整った日本語の技術書PDFを編纂してくれます。 同じソースからepubも出せます。InDesignへネイティブに取り込めるような出力もはけるので、テキスト原稿をInDesignに流し込んでバッチ組版とかも可能です。 自分が今回使ったの
Amazon「夏の読書推進お買い得キャンペーン」 Amazonが、期間限定で新刊書籍の値引き販売を始めました。当初の日経報道や、それに対する反応など、いろいろ事実誤認が散見されるので、ちょっと整理してみることにします。 再販違反じゃないの? これに関しては、公正取引委員会の「よくある質問コーナー」Q12.の解説が分かりやすいです。メーカーが小売店に定価販売を強制するのは「再販売価格維持行為」といい、独占禁止法(2条9項4号)によって原則禁止されている行為です。ただ、一部の著作物(書籍、雑誌、新聞、音楽用CD、音楽テープ及びレコード盤の6品目)については、例外的に独占禁止法の適用が除外されています。これを「著作物再販適用除外制度」といいます。 要するに、出版社が書店に定価販売を強制するのは、例外的に認められた行為であって、出版社が「希望小売価格」にするのは自由なのです。出版社が定価で販売する
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