【課題】マグネシウム電池の負極容量を持続的に大きくすることができるマグネシウム電池を提供する。 【解決手段】マグネシウムからなる負極110と、負極110からマグネシウムイオンを溶出させる水系電解液を保持可能な保液部120とを備え、保液部120は、多価のカルボン酸塩の水溶液を水系電解液として保持することで、負極110と正極との間で持続的に起電力を発生させる。これにより、多価のカルボン酸イオンと負極110から溶出したマグネシウムイオンとが錯体化し、マグネシウムイオンの溶解度が増大する。その結果、負極110における酸化マグネシウムの析出を抑制しマグネシウムの持続的電解を可能にすることにより、マグネシウム電池100の負極容量を持続的に大きくすることができる。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、マグネシウムからなる負極を備えるマグネシウム電池に関する。 【背景技術】 【00