ニュージーランドで発生したモスク襲撃事件は、白人至上主義者による右翼テロである右翼テロはアメリカを中心に増加しつつあるが、今回の事件はこれが各地に飛散し始めたことを示す実行犯として逮捕されたオーストラリア人は、オーストラリアよりテロ活動をしやすい土地としてニュージーランドを選んだとみられる ニュージーランドで発生したモスク襲撃事件は、世界各地に広がる白人右翼テロの脅威を改めて浮き彫りにした。この脅威はイスラーム過激派によるテロといくつかの点で共通する。 クライストチャーチの悲劇 平和な国と思われていたニュージーランドのクライストチャーチで3月15日、銃で武装した男にモスクが襲撃され、49人が死亡した。この数字は、ニュージーランド史上最悪の犠牲者である。 ニュージーランド当局は事件直後、ブラントン・タラント容疑者を実行犯として逮捕したが、その後で4人の男女も逮捕している。 ニュージーランド当