ゆで卵を切ったら、中にあるはずの黄身がなかった! 福知山市下篠尾の谷垣さん(54)が17日、自宅で夫の弁当を作っていて、こんな卵に遭遇した。びっくりして、家族や卵を買った近所のコンビニの店員にも聞いてみたが、誰一人見たことがなく、みんな「不思議な卵」だと目を丸くした。 社団法人日本養鶏協会によると、この黄身のない卵は「無黄卵」といい、通常は黄身に反応して白身ができるが、無黄卵は白身ができる過程で黄身以外の別の物が入り込み、黄身と勘違いして成長していったもの。年に2、3件問い合わせはあるが、普通の大きさの卵は珍しいという。 谷垣さんは「こんなことはこれまでなく、生まれて初めて見ました」。食べても特に問題はないらしい。