» 脳は簡単にだまされる! あり得ないことが起きる「錯視」の不思議な世界 / 『トリック・クラフトBOOK』 特集 「錯視」という現象を聞いたことがあると思う。目の錯覚のことで、視覚は正常であるにもかかわらず、脳の働きで実際とは異なる色や形や大きさに見えてしまう生理的現象だ。 「だまし絵」のようによく見るとトリックがわかる、というものもあるが、生理的錯覚のほとんどは「わかっていても、どうしてもそう見えてしまう」という強烈な引力を持っている。今日は、そんな不思議な錯視の世界を気軽に体験できるクラフトブックをご紹介しよう! ・錯視の世界 本題に入る前に、人間の目がいかにだまされやすいかを体感してみよう。同じ長さの直線なのに、羽根をつけると途端に長さが違って見える、超有名なミュラー・リヤー錯視や…… 比較対象によって大きく見えたり小さく見えたりするエビングハウス錯視。 「絶対ぐにゃぐにゃしている