1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:カジュアル王冠
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:カジュアル王冠
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:丸美屋「混ぜ込みわかめ」の種類の多さに私は明日まで立ち尽くす > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes ケーキ屋さんで、どうしていいかわからなくなる 場所は江東区、清澄庭園のちかくに京橋千疋屋製造直売店はあった。 オープンからすこしたった時間にお伺いすると、開店と同時に入店したらしい先客さんがあれこれと熱心によどみなく商品を購入していて直売店の迫力を感じる。 ひっそりとある たのもしき「製造直売所」の文字 入ると正面のケースにフレッシュケーキ、ゼリー、左側にアイスクリーム、右側に焼き菓子やジャムなどなどが並ぶ。 店内はすっきりコンパクトだが選択肢は多く、見れば
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:淡路島のお祭りでしか食べられないという「ピンス焼き」を食べた 「すき焼きを食べたい」と思い続けて15年の友だち 今回、一緒にすき焼きを食べに行ってもらうことにしたのはハヤトさんという友人である。 デイリーポータルZの取材にも何度か協力してくれている人で、過去に書いた「友達の家でもなく、本当の店でもない「ひとんち酒場」が楽しい」という記事では、晩御飯には豆腐だけを食べているという食生活について語ってくれた。 そのハヤトさんがすき焼きを食べたのは15年前だという。現在33歳になるハヤトさんはその時、実家の岡山に暮らす高校生で、母親がすき焼きを作ってくれた。その後、お母さんはご病気で亡くなら
生まれ育った土地で食べた、懐かしい食べ物は色々あるけれど、最近、いぎすについて考えるようになってしまった。 いぎすは果たして美味かったのか。 自分で作ってみた。 鳥取県中部地方で食べられる「いぎす」 いぎす、といっても皆さんご存知ないと思うけれど、鳥取県、しかも中部地方(倉吉周辺)でよく食べられる郷土料理だ。 いぎすという海藻を煮溶かして固めた食べ物で、ぱっとみたところは羊羹のような見た目をしている。 ここで「いぎすはこんなもんだよ」という写真の一つでもあれば気が利いているのだけれど、今までいぎすを食べることはあっても、わざわざ写真に撮るような心持ちに至ったことがなかったので、ちょうどいい写真が、今はない。 どこか、フリー素材のいぎすの写真はねえかと探したものの、そんなものあるわけない。 そんななか、農林水産省のウェブサイトに、使えるいぎすの写真があった。 いぎすです/出典:農林水産省We
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ポクポン、ダンシングベイビー、校庭で車を燃やす~なんだったんだあれは3 > 個人サイト webやぎの目 ウエハースで挟んであるゼリー これが好きであることは人に言ったことがない。二木の菓子に行くとだまって2袋買う。「おばあちゃん菓子」にカテゴライズされると思うが、ブルボンのような「おばあちゃんのお菓子」として認識されているものではない。 本物の、野生のおばあちゃん菓子だ。 この僕の偏愛を人に食べてもらおう。 ウェハースにゼリーとメレンゲのようなものがはさまっています 林 「今回の名前は『ナイス』でした」 (注:パッケージの名前はいろいろあるが、どれも作っているのは丸一製菓と
まちを歩くのと建物が好きで不動産会社に入りました。 休日は山を登り川を渡り海で石を拾います。 前の記事:まちなかの欠けているところをコレクションしたい > 個人サイト note GWとくべつ企画「まるごとたべる」 普段はひとりで食べないようなものをまるごといただきます!無理に一度に食べなくてもOK。ひとりじめを満喫する企画です。 白菜 萩の月 ピザ 台湾カステラ バウムクーヘン タルタルソース シーミーのお重 シガール ようかん 寿司桶 ボウルに作った分を丸ごととしよう タルタルソースって、いつもちょっと少ない。 たとえば飲み会で、カキフライを頼むとする。 タルタルソースが小さなココット皿に入れられて、そっと添えられている。誰かが「かけちゃっていい?」「自分でかける?」って聞く。 これは難問だ。最初にかけるとまず間違いなく、貴重なタルタルソースが大皿にこぼれ落ちて、救われないまま乾いて
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「ちょい足し野菜プラス」があればどんなカップ麺も野菜マックスに 「〇〇醤」シリーズありすぎ問題 「業務スーパー」で販売されている中華調味料「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」が、どんな料理に使っても美味しくて便利と、数年前の大ヒット以来、定番商品となっています。 「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」 僕も一度使ってみて以来すっかり気に入って、度々購入。味は、たっぷりのおろししょうがにねぎ油の風味を効かせ、鶏だしと塩気を加えたシンプルなもの。 たとえば、豚の薄切り肉と細切りにした玉ねぎを炒め、仕上げにこれで味をつけるだけで、絶品のしょうが焼きができちゃうんですよね。便利すぎる。 ところでこの「〇〇醤」と名づけられた調味料シリーズ、他にもたくさんの
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:びっくりドンキーでワクワクのハンバーグ二刀流~勝手に食べ放題2023 > 個人サイト むだな ものを つくる みんな大好き百香亭へ まずはこちらの写真を見ていただきたい。 なんだ?ミートボールか? これが百香亭の名物、糖酢肉(黒酢酢豚)である。 多くの人の共通認識にある酢豚とはだいぶ違う見た目だろう。 あまりに紹介したすぎて記事の最初に一番メインの写真を差し込んでしまった。 どんな味なのか?よくある酢豚とは何が違うのか? 気になる点はあると思うが、まずはお店に向かうところから始めていこう。 こちらが百香亭 筑波大学店だ。大学のすぐそばにある。 今回はつくば特集ということで、事前の会議が非常に盛り上がった。 つくば民の熱量の
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:餅つきにいってきた(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 老舗パスタメーカーのニューオークボ 株式会社ニューオークボがあるのは東京の新大久保ではなく千葉の柏市。現在の本社工場から東武アーバンパークライン(野田線)で二駅ほど離れた増尾工場へ、引退を控えたレジェンドを見学させていただきに向かった。 1986年に建てられたという増尾工場は、学生時代にバイトをしたコンビニ弁当の工場を思い出させる、なかなか年季の入った外観だった。 ここに日本最古らしいパスタマシンがある。 旧ロゴに刻まれたプロスパゲッティという文字に誇りを感じる。 レジェンドはパスタの本場イタリアからやってきた レジェンドといきなり対面するのは、予備
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:お店別・レジ袋なしの限界を探る〜 コンビニ「ファミリーマート」編
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 広東料理の南粤美食にやってきた これまでの人生でお粥に使った総額以上のお粥を食べにやってきたのは、横浜中華街にある南粤美食(なんえつびしょく)。テレビドラマ版『孤独のグルメ』にも登場した広東料理の有名店だ。 井之頭五郎(松重豊)さんは一人で中華釜飯や海老雲呑麺を食べたそうだが、私は16人でお粥を食べる。 なんでそんな大人数なのかというと、16人以上を集めないと予約ができない特別な料理だかららしい。これが豚の丸焼きならわかるが、お粥なのが不思議である。すごく大きな鍋で大量に作らないと成り立たないお粥なのだろうか。 コロナが落ち
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:生タイプラーメンのゆで汁がコーンスープの味 柿と生ハムとチーズが合うならば ある日、妻が職場で、柿をおすそわけしてもらってきました。そこでその夜、生ハムやモッツァレラチーズと合わせて、ワインのつまみにさせてもらったんですね。 柿と生ハムとモッツァレラチーズのサラダ? カルパッチョ? 的なもの この組み合わせは、かつてこんな記事を書いた時にとても合うことを知ったので、以来、柿が手に入ったときにはよくやります。 これをうまいうまいと食べていて、今回の企画を思いついたというわけで。 幸い我が街、東京都練馬区はこの季節、こんな風景がいたるところに。 農家さんの無人販売所 柿が4個で100円 買ってきました さわった感じ、すでによ〜く熟れているの
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ハワイで浮かれる(デジタルリマスター)
愛知県出身、東京都在住のデザイナー。イラストを描き、写真撮影をして日々を過ごす。 最近は演劇の勉強に熱中。大きなエビフライが好き。 前の記事:名古屋のおでんにはピンクの棒と波打つ麩が入っている > 個人サイト 梅ログ 1種類につき20〜40個のセットで届いた。我が家の冷蔵庫には入り切らない。 懐かしさと生活しにくさで目頭を熱くさせて、友人宅の冷蔵庫を間借りした。 みっちり並べた当時の人気デザート。壮観! カップ系デザートはシャンパンタワーのイメージで配置してみた 落とし穴は瓶牛乳。テイクアウトできるお店探しに苦労した 下のシルバーの食器にも注目していただきたい。 それらしさを演出するために、バイキング用のでかいプレートも用意した。 バイキングといえばこれ。銀色に輝くプレートよ 一般人の宅飲みでは絶対に出てこないサイズと重厚感(実際重い)。 一気に金持ちが開催するバイキングパーティーっぽくな
おなかが減った状態で空を見上げると、「あの雲おもちみたい…」「あっちはソフトクリーム…」みたいになんでも食べ物に見えることがあるだろう。街はおいしそうに見えるものでいっぱいだ。先日は消火器がとてもおいしそうに見えた。ぜひみんなにもわかってほしい。 消火器はあの食べ物っぽい おなかが減っている状態ではIQが3くらいになって、見るものすべてを食べ物につなげて連想してしまう。白い電源コードが麺に見えたり、水たまりの泥水がカフェオレに見えたりすることもある。でもまさかド派手な赤の消火器がおいしそうに見えるなんて。これはたくさんの人に知ってもらいたい。 ということで、まずは街で見つけた消火器をよく見てみよう。 赤いですね 表面を見てしまうとごちゃごちゃと字が書いてあり食べ物っぽくはないので、うす目で全体をぼんやり見てほしい。 うす目で見ても赤いですね 赤くて、てりてりしている。そして、工業製品ならで
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:お盆にキュウリやナスで作る馬とか牛をヤングコーンで試してみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 趣味でたまにラーメンを作っています まず前提の話として、私は家庭用製麺機というかっこいい道具が好きで、その機械を使ってラーメンやうどんを作ったり(参照)、その歴史を調査したり(参照)、同人誌「趣味の製麺」を発刊したりしている。 そういった自然な流れから、家庭で作る二郎っぽいラーメン「家二郎」のレシピを、友人から教わったりもした(参照)。 いつの間にか9号ですよ。こことかで買えます。 ラーメン二郎は「食べてみたいけど量がすごそうだし、注文の仕方やマナーも難しそう」と思っている人も多いため(私もそうでした)、たまに開催している製麺会(
インドの路上では、素焼きのカップでチャイを飲んで、飲み終わったらそのカップを叩き割るという習慣があるらしい。 そこまでは知識として知っていたが、それを日本で再現しているお店があるのだ。 しかも京都に! 「すごいチャイ屋さん」のウワサ インドでは、素焼きのカップでチャイを飲んで、飲み終わったらそのカップを叩き割るという習慣があるらしい。 なんでかよくわからないけど、インドに旅行したことのある知人友人が口を揃えてそう言っている。 インドには露店や屋台のチャイ屋さんがたくさんあって、素焼きのカップが使われている(写真は友人提供) へえーと思っていたところ、それを日本で再現しているお店があるというウワサを聞いて驚いた。 本当に叩き割っていいのか、素焼きのカップはどうやって用意しているのか、失礼ながら、採算とれるのか……。 いろいろ疑問を浮かべて過ごしていたところ、夏の音楽イベントに出店しているのに
「小麦は粒のままでは食べられないため、粉にして食べる」というのは、わりと有名な話のようだ。 例えば『コムギ粉の食文化史』では「粒のまま食べても食味はきわめて悪い」などとはっきり書かれている。 小麦の栽培が始まる前から、人類は野生の小麦を粉にして食べていたというくらいだ。 でも本当に、食べられないほどのまずさなんだろうか。 本当に、本当なのか。 炊飯器や圧力鍋といった文明の利器を使って試してみたい。 また、調子にのってスペルト小麦(古代小麦)、大麦、ライ麦、エンバクも同様に試してみたい。 「小麦粒」に初めてのご対面 「玄小麦」という名前で売られていた 今回買ったのは「きたほなみ」という種類。中力粉になるうどん用の小麦で、日本産小麦では最も生産量の多い品種だそうだ。 これが、 これになるのだ 今朝もうどんを食べたのだが、初めて見る小麦粒にはけっこうな感動があった。 白米、玄米と比べてこの色の濃
いきなりですが、皆さんは家庭で大阪風お好み焼きを作られますか? 私は土日のお昼によく息子に作ってあげるのですが、なんと言うんでしょうか。お恥ずかしいことに、息子は私が作る大阪風お好み焼きが好きではないみたいなんです。 ▲いつも作っている大阪風お好み焼き 目の前に大阪風お好み焼きを出すと、明らかに表情は渋くなっていき、完食しないこともしばしば……。息子が残した大阪風お好み焼きを肴に、1人ビールを飲むわけです。 それ故に、 「大阪風お好み焼きをもっとうまく作れるようになりたい!!」 と、何度も思う機会があったわけです。 ▲料理研究家の樋口さん(画像提供:樋口直哉) そんな心の声が届いたのかは定かではありませんが、タイミングよく料理研究家の樋口直哉さんに大阪風お好み焼きの作り方を伺えることに。 ということで本日は、大阪風お好み焼きを家庭で上手に作る方法を徹底的に伺っていこうと思います。 なぜ私の
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:人類が1200年忘れていた呪術、「呪い丼」を体験する > 個人サイト つるんとしている まずはトルティーヤの話からはじめましょう 12枚入りで198円の冷凍トルティーヤが、業務スーパーで売られています。 メキシコの薄焼きパン。これは小麦からできてるやつ みなさんもタコスやブリトーといったメキシコ料理を、きっと一度くらいは食べたことがあるでしょう。あれのガワにあたる部分、薄くて平たいパンがトルティーヤです。 こっちはカルディで売ってるトウモロコシのトルティーヤ。パンと呼ぶにはあまりにぺらぺらの薄さですが、この軽さが絶妙なんですよ 冷凍トルティーヤは安くてかさばらず、保存がきくので、我が家の冷凍庫には常にストックされている。出番があるのは「外食に頼るほどで
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