いよいよ、新型コロナウイルス感染症も、39の都道府県が緊急事態宣言が解除になり、終息も意識されるようになってきました。 しかし、これからも週末自粛や、新しい生活様式になってマスクが手放せない日々が続きます。 冬の間のマスクは、寒さから口元を守ってくれてとても快適ですが、夏が近くなり気温が上がってくると、蒸れたり、呼吸が苦しくなったりして、最悪熱中症になる危険があります。 最近は、蒸れや熱中症対策のマスクとして接触冷感マスクなどが販売されています。 接触冷感生地とは 「接触冷感」素材とは文字通り、触るとヒンヤリと感じる生地のことです。化学繊維ではレーヨンやキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。 これは、①繊維中に水分を多く含むこと②熱伝導率・熱拡散率が高いこと③触った時に少し硬く感じる(シャリ感)こと、などが影響しています。また、生地内の水分を素早く吸収・拡散して気化熱を奪うなど