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オネゲルの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた

    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833 ↑このブコメで賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。 とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲム、マショー、パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレがないぞ」とかいう意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。 作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。 「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内の情報だけで書いております。 1600年代前半イタリアモンテヴェ

      間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた
    • 平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis

      ※当記事は文字数が9万字以上ある記事になります。 そのため、時間がある時に閲覧すること、また字数の関係上スマートフォンでの閲覧よりもパソコンやタブレット端末での閲覧を併せて強く推奨します。 ・はじめに これまで久石譲・菅野よう子といったメジャーでありながら知名度も抜群であり多大なフォロワーがいる、いってみれば名実ともに全員が納得できる偉大な大家について書きました。つまり大衆が愛すべき作曲家に焦点を当てました。しかし今回はすこし捻った特集を組みました。 マイナーだけど何故かメジャーアーティストとして有名という音楽版の諸星大二郎とでも形容すべき人物、つまりは平沢進です。まず音楽版の諸星大二郎とはどういう意味なのか、という点についてです。 同業者からは絶大な支持があるもののより広域的な範囲では知られていないという存在を形容するものとして「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という単語があります。

        平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis
      • 「デレク・ベイリーを論ず(1)」金野onnyk吉晃

        text by Yoshiaki ONNYK Kinno 金野吉晃 1. フリー・ジャズとギター ニュー・シング、ニュー・ジャズとも言われた60年代の新しい潮流。それを兎に角「フリー・ジャズ」と呼んでおこう。 ペーター・ブレッツマンは私にこう言った。 「私たちの始めた音楽は、フリー・ジャズに対する回答だった。それをFREIE MUSIK=フリー・ミュージックと言ったのだ」と。 独MPSレコードなどは早くから、こうした動きに目をつけて録音を開始したが、自主制作の動き、すなわち西独でFMP (=Free Music Production)、オランダでICP (=Instant Composers Pool)が発足した。 そして英国でもフリー・ジャズに呼応したミュージシャン達が少なからず活動していた。その一人がデレク・ベイリーである。 ベイリーは早くにFMP、ICPの録音に参加しているが、初期の

          「デレク・ベイリーを論ず(1)」金野onnyk吉晃
        • コンポージアム特別対談[近藤譲を語る] 佐藤紀雄 × 小室敬幸

          更新日 2023年5月31日 投稿日 2023年5月16日 著者 sugimura カテゴリー INTERVIEW カテゴリー 注目公演 カテゴリー 特集:東京オペラシティコンサートホール 今年の「東京オペラシティの同時代音楽企画『コンポージアム』」は、近藤譲(1947-  )をフィーチャー。海外にも熱狂的なファンを持ち、欧米で最も知られる日本人作曲家の一人です。“線の音楽”と名付けられたユニークな作曲のプロセス。しかし、日本国内でもその音楽が作曲家以外のことばで語られる機会は多くはありませんでした。 5月23日のコンポージアム開幕を前に、長年近藤作品の初演に携わり、作曲家との親交も深いアンサンブル・ノマド主宰の佐藤紀雄さん(指揮/ギター)と音楽ライターの小室敬幸さんが、近藤譲の音楽的思考と唯一無二の世界観をひもときます。 文・構成:小室敬幸 写真:編集部 小室 今回は、コンポージアム20

            コンポージアム特別対談[近藤譲を語る] 佐藤紀雄 × 小室敬幸
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