急性高山病とは? 高度を稼ぐと酸素が少なくなります。下の図で青い線は大気中の酸素分圧をあらわしています。平地で155mmHg くらいだとすると、3 分の2 の100mmHg になるのは標高3000m くらい、半分の70mmHg 台後半が5000m くらい、エベレストの頂上8848m では3 分の1 くらいか。厳しいけど、まあがんばればなんとかなるかな、と思うでしょう。ところが、話はそれでは済みません。体の中の酸素の減り方は驚くべきもので、上の図で赤線で示したものになります。これはひどい。平地で95mmHg くらいだったものが、3000m を越すと半分以下に、5000m で3 分の1、エベレスト頂上ではマイナスになっています。ただし、これは、まったく馴化(じゅんか)が起こらなかった場合の話ですけどね。きちんと馴化すると、大体平地と比較して、富士山で半分、エベレストBC で1/3、エベレスト頂
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