両立支援策が必要であることに異論は唱えませんが、このコラムでは両立支援が必要であるといっているだけで、具体的な両立支援策に関する提言が入っていません。保育ママを全国で展開するべきということでしょうか?その辺がはっきりしません。また、子供手当ての財源問題の調査データは、選挙期間中に自民党が盛んに宣伝した財源問題を真に受けただけ、とも捉えることができ、疑問が残ります。個人的な感触では、少子化に一番問題になるのは、子供を邪険に扱う社会風潮ではないでしょうか。特に都市部では、子育てに関する無理解が顕著で、公共交通機関を使いたくても心理的に使いにくいという問題があります。モンスターペアレントの報道も、それに拍車をかけている気がします。モンスターになるくらいなら子供を作りたくない、と考えている若者は案外多いです。次に、そもそも結婚しない働く女性が多い、特に団塊ジュニアの女性の都市部での結婚率はかなり低