スマート家電といったら何を思い浮かべるだろうか? 生活家電では、スマートフォンから操作、管理するだけではなく、節電や自動クリーニング面でもスマート化が進んでいる。2016年に発表されたSAMSUNGやLGのスマート冷蔵庫はタッチパネルやOSを搭載し、ホームアシスタントのようにスマートホームの“ハブ”として各機器と連携する機能に注目が集まった。大型生活家電におけるスマート家電のプレゼンスは高まっているが、実際にそうした機器はどれくらい販売されているのだろうか。 GfKのグローバル調査(北米を除く)によると、スマート大型生活家電(洗濯機、乾燥機、食洗機、冷蔵庫、冷凍庫、オーブン、電子レンジ、ビルトイン・コンロ、レンジフード。エアコンは含まない)の販売台数は、2016年度(2016年4月~2017年3月)には1300万台を超え、前年比では2倍以上に拡大した。 大型生活家電の製品カテゴリ別にみると