「給食費を払わないオトナ」をめぐるオトナ達(1)〜半信半疑の「給食費を払わないオトナ」像とモラルの崩壊 はっきりいって急遽である。というのも、あるテーマで取材を予定していたのだが、年末年始の悪条件が重なり、どうしても調整がつかず困り果てていたていたところに、いきなり「給食費未払い」が報道され、「小学生のお母さんも参加する集まりがある」とのことで、泥縄式に慌ててこのテーマとなったわけだ。 したがって、お話を聞いた相手も7人に限られているし、読んだ資料も少なく、どこか未消化であることは否めない。しかし、当初「給食費を払わないオトナ」としていたテーマを、「『給食費を払わないオトナ』をめぐるオトナ達」と、あえて言葉遊びのようなものに変えたのには理由がある。 大きくは「給食費を払わないオトナ」への疑問がある。もっとも、報道された「全児童生徒の1%」(asahi.com 2007年01月24日)