サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
bunkaonline.jp
2024年4月28日に開票結果のでた東京15区の衆議院補欠選挙。この選挙区は東京都江東区しか含まれていないので、ようするに江東区での衆議院補欠選挙である。 とりあえず、小池百合子東京都知事率いる都民ファーストの会の推薦を受けた乙武洋匡氏の得票数が5位であり、日本保守党の飯山陽氏を下回っていたのはさすがに驚いた。 こんなに順位が低いとは。特に強そうな候補者もおらず、乙武氏の知名度の高さからいって、当選しないにしてもかなりの得票数はあるかと思ったのに、この結果は正直予想外だった。 江東区は政治家がらみで色々なことが起こった地域である。 前議員である自民党所属の柿沢未途・前法務副大臣が、無所属で立候補した木村弥生・前江東区長をめぐる東京都江東区長選における公職選挙法違反(買収)の罪に問われ、基礎内容を認めて議員辞職したことで生まれた補欠選挙。 このあたり、少しややこしいのだけれど柿沢前議員は自民
個人的な思想信条については、いくらそれが論理的に矛盾をはらんでいようとも、愚かなバカだな以上の感想は持ちません。しかし愚かなバカたちが自分の考えを他人様に強要してくるなら話は違います。完全に社会の害悪です。 何を信じようが勝手だが他人に強要するとアウト この日本は論理的な思考のできない非常識な人たちで溢れています。それでも実害がなければギリギリ我慢の範疇です。ところが最悪なことに、彼らの一部は群れを作り、頭のおかしい自分たちの価値観こそが正義と信じ込み、他人に布教したり、あまつさえ意見を異にする者を攻撃したりするのです。 どんなに狂った価値観であっても、日本では憲法で思想や信条の自由が保障されているので、何を信じようが個人の勝手です。ただし、自らのヤバい思想を他人に強要してくる時点でアウトなのです。他人の迷惑を省みることのない常識を逸脱した思想集団を紹介します。 ネット右翼の略称です。市街
200回 『花束みたいな恋をした』を見て 『花束みたいな恋をした』はとても面白い映画だ。観ていて最後までダレることもなく、ずっと麦くんと絹ちゃんの二人に引き付けられ、二人の行く末から目が話せない。 主役の二人である麦くん役の菅田将暉氏と絹ちゃん役の有村架純氏の演技(麦くんの凡庸でイケてない大学生→キラキラした恋人→病んだ社畜という同一人物による時間による変化を見事に演じた菅田氏の演技はすばらしいと思う)がいい。実際のところ、あんなに容姿端麗な人があんなに平凡な若者なわけはないのだけど、本当にそういう人に見えてくる。あと、オダギリジョーの登場シーンがラスボス登場みたいな強者感があってすごくいい。出てきただけで物語が動く予兆に溢れている。スターである主役二人が平凡な若者になりきってオーラを消しているのと相まって、めちゃくちゃ不穏なオーラが出まくっていた。 自分が柄にもなくジャンルとしては恋愛映
三宅香帆氏によるベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)は非常な労作であり、様々な資料にあたりながら、明治以降の社会における読書というものの位置付けの変化を追い、現代日本社会の労働が抱えている問題に言及する本だ。タイトルを見て「そんなの忙しくて疲れてるからに決まってるじゃないか」と考える人もいるだろうが、人はなぜ本が読めなくなるまでハードに働かなければいけないのかという問題について考えている本であって、そこは出発点である。 そして、ある意味で映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開/監督:土井裕泰、脚本:坂元裕二、主演:菅田将暉・有村架純)の考察本でもある。けして、冗談ではない。菅田将暉演じる主人公・麦くんが就職したことで今まで親しんできた文学・音楽・ゲーム・映画などを楽しむことができなくなり、自己啓発本を読み、パズドラしかできなくなってしまったこと
ドン・キホーテの公式キャラ・ドンペンの着ぐるみを着て、トー横を夜な夜な練り歩く謎の美女・ゆきにゃん。彼女のことをよく知らないという方でも、Xでドンペン姿の金髪女子がフ●ラをしていたり、広場で公開S●Xしている姿を見たことはあるはず。いったい彼女は何者なのか。その素顔に迫りました! 毎年年末年始はグアムに家族旅行 ――インタビューを受けてくださりありがとうございます。ゆきにゃんさんのことは、2月初旬にバズっていたトー横でのフ●ラ動画や公開S●X動画で初めて存じ上げたのですが、あれはご本人的には黒歴史だったりしますか……? ゆきにゃん(以下、ゆき) まったく! エロいことは大好きだし、わりと目立ちたがりの性格なものでして。だからあの動画が恥ずかしいとか、親や友達に見られて恥ずかしいといったこともまったくないんです! ――ものすごく振り切ってますね。いったいどんな環境で育ったんですか? ゆき 全
不正会計問題やエロめのキャラクターへの批判など話題に事欠かない日本一有名なフェミニストの仁藤夢乃氏。彼女の学生時代の姿を知る「日本駆け込み寺」創設理事の玄秀盛氏が、数々の炎上騒動を起こしている仁藤氏へ正しい戦い方を提言する。 PROFILE 玄秀盛(げん・ひでもり) 2002年にあらゆる相談に応じる「公益社団法人 日本駆け込み寺」を設立し、新宿・大久保公園前に事務所を構える。2023年にはホスト売掛金、性的関連、家出・非行の問題・相談に特化した「一般社団法人 青母連(せいぼれん)」を設立。 仁藤夢乃の学生時代の姿 不正会計問題で一躍知名度を上げた一般社団法人「Colabo」代表の仁藤夢乃氏。最近もSNSに投稿した内容を誤った見出しで記事にしたとしてデイリースポーツ社に220万円の賠償を求める訴訟を起こすなど、相変わらず世間をざわつかせている。 そんな彼女だが、いったいいつからお騒がせキャラ
編集氏から「次のネットコラムのテーマ、逆ギレママチャリおばさんの件とかどうでしょう。NHKでも取り上げられてましたし」と言われ、X(旧Twitter)で最近見かけるようになった「ママチャリおばさん」について、なんとなくしか知らなかったので改めて調べたのだが、この騒動自体にはとりたて言うことはない。 定期的にネット上で起こる過剰な炎上沙汰の一つでしかないように思えるし、執拗にこの件をいじり続ける少数は残るにしろ、世間的にはすぐに忘れてしまわれることだろう。この原稿がアップされることには既にそうなっているかもしれない。 大元の人物の行動に問題があるように見える。ただ、顔を晒すのはやり過ぎだろうと思う。 実際に本人や家族が特定されて、やったこと以上のダメージを受けているわけだから。今以上にダメージを受ける可能性もある。こうなってしまうと、下手したら訴えられて賠償しなければならなくなったり、犯罪認
数々の人気漫画をタダで閲覧可能な状態にしていた「漫画村」に、ついに賠償命令が下った。その額、なんと17億円。社会問題となったこのサイトを作ったのが星野ロミ氏だが、実は漫画村以外にもShare Videosという国内最大規模のアダルトサイトを作っていたことはあまり知られていない。星野氏にアダルトサイトの裏側と今後の展望を語ってもらった。 漫画村の影に隠れた巨大サイト かつて、一世を風靡した「漫画村」。 無料で海賊版の漫画が閲覧できた同サイトは、当然ながら出版社や漫画家などから猛抗議を受け、国会でも取り上げられるほどの社会問題に発展した。その結果、2016年に開設された漫画村は18年4月に閉鎖。元運営者として当時27歳だった星野ロミ氏は逃亡先のフィリピンで逮捕され、著作権法違反などの罪で懲役3年の実刑判決が下された。 そして昨年、お勤めを終え、シャバに戻った星野氏を待ちかまえていたのは、「KA
編集氏から「某芸人の痛ファンについてはどう思いますか」みたいな連絡があった。X(旧Twitter)上で話題になっていた件だ。いっとき、自分のTLでもよく見かけた話題である。 件の彼が書いているnoteがある種のオタクの内面を非常にわかりやすく文章化しており(彼のような考え方をしてしまうオタクも珍しくはないが、あのように解像度が高い内心の吐露は珍しい)、言及がしやすかったことが話題になることに繋がったのであろう。若い人であり、確かに変わった感覚の持ち主だが、単なる若さゆえの未熟さという部分もあるし、多数派ではない独自の感覚の持ち主が他人や社会との距離感を学習していく過程でおこった悲しい事故というのが個人的な認識だ。騒動の経緯を細かくあげて論評する必要性を感じない。加害を与えるつもりはないのに他人に加害を与えて嫌われるという、本人にとっても望ましいものではない状況がなくなることを祈る、それぐら
「毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです」 川勝平太静岡県知事の静岡県の新規採用職員に対する訓示の中でのこの発言。発言内容のありえなさに『闘将!!拉麺男』が突如X(旧Twitter)のトレンドになっていたのを知ったときのように驚いたし、当然のことながら、シューマイが人々の怒りをかっているかのごとく、批判を浴びている。シューマイというのは本当に腹立たしい発言しかしない憎々しい子供であんな失礼な人間なかなかいない。敵の罠でラーメンマンが陥れられあらぬ疑いをかけられているのに我が身可愛さに知らんぷりをするときのシューマイの顔の憎々しさときたら……って、この原稿で書くのはシューマイがいかに不快な奴かということではなく、川勝知事のことである。 まあ、なにが悪いのか説明する必要はないくらい酷い発
偉大なる失敗作の驚愕 とんでもなく素晴らしい、とんでもなく酷い、とんでもないから素晴らしい。「とんでもない」にも色々種類があるし、とんでもない最終回の漫画にも色々ある。もとから酷い出来の漫画は最終回もとんでもなく酷い場合が多いが、そんなものを紹介して面白がっても仕方がない。ギャグ漫画の最終回の狙った酷さを取り上げるのも違う気がする。 ここでは作者自身はやる気があるのに、作者本人が意図してないとんでもなさを獲得してしまった漫画を中心に紹介したい。 連載漫画には最終回自体はエピローグ的な扱い、カーテンコール扱いの作品も多いわけだが、女子中学生が男子高校生に変装して高校テニスに挑み、最終的にはテニス界を制覇する『”LOVe”』(石渡治)の最終回は本来そういう物語の余韻を味わうパートのはずが、「突然の怪我でテニスを断念したサブキャラが医者になり主人公と結婚するも海外医療ボランティア中に地雷で死亡。
昨年におきた宝塚歌劇団宙組の劇団員Aさんの自死に関する問題について、遺族側、歌劇団側双方が28日に記者会見を開き、合意書の調印が行われたこと、遺族側が主張している死亡した劇団員に対して行われた15件のパワハラ行為のうち14件を歌劇団側が認めたこと、 パワハラの加害者とされる10人のうちの宙組の上級生・演出家・プロデューサーら6人が歌劇団側の代理人を通じて遺族に謝罪文を提出したこと、歌劇団の親会社である阪急HDの角和夫会長が調印の場に出席し遺族に謝罪したことが報告され、歌劇団側は遺族側に対して全面的に謝罪した。 昨年2月に「2021年、Aさんが断っているのにかかわらず上級生がAさんの髪の毛のセットを行い、額にヘアアイロンを押しつけて、一ヶ月痕が残るような火傷を負わせるといういじめがあった」という記事を週刊文春が掲載され、劇団側はHP内で「事実無根」であると発表した。 その年の9月、Aさんが自
やたらめったら印象に残っている漫画の最終回。誰しもの記憶にそんな最終回があるはずです。 著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回は吉田豪さんです。 深く潜ってそのまま溺死したような作品 本宮ひろ志にとって最大の失敗作であり、だからこそ忘れられないのが『大ぼら一代』(73年)である。 ちょっとスケベで生意気な小学生が、実はとんでもない金持ちの息子でもあって、子供の喧嘩に猟銃や戦車を持ち込んだりするうちに、IQ300の天才とタッグを組み、“20年後に日本をうごかす人間をまだ少年のうちに集めた、大ぼら同盟”結成のために動きだすのが主なストーリー。しかし、主人公も含めてどんな汚いことをしてでも出世しようとするキャラクターばかりだから、何が正義で何が悪なのかよくわからなくなるし、こういう作品だと仲間意識のほうが重要なはずなのに、どこか根強い人間不信みたいなものばかり伝わってくるわけな
推しは時として間違う。なぜなら、推しは人間だから。 韓国のドキュメンタリー映画『成功したオタク』は「推す」ということの意味、オタクという生き方を描いた非常に切なくも面白い映画だ。一種のロードムービーでもある。 監督であるオ・セヨンは、あるK-POPスターの「成功したオタク」だった。「成功したオタク」とは、ここでは推しからの認知もあり、ファンダムの中でも一目おかれている有名オタクであると理解しておけばいいだろう。 そんな幸せな推し活ライフを送っていた彼女に突然の悲劇が訪れる。最愛の推しが犯罪者になってしまったのだ。 2018年に起こり、社会問題にもなったバーニングサン事件。 BIGBANGのメンバー・V.Iが経営する有名クラブ・バーニングサンで女性客に対するセクハラをかばった男性客が暴行を受けたが、警察は取り合ってくれず、男性客はネットで告発。このことをきっかけに、バーニングサンに関する様々
聴く者に強烈な言葉の塊をぶつけるシンガーソングライター/ポエトリーラッパー、春ねむり。唯一無二の音楽を紡ぐ彼女のXは、現在大部分がイスラエルによるパレスチナ虐殺に関するポストで占められている。彼女は虐殺がやまないこの世界とどう向き合おうとしているのか。 PROFILE 春ねむり(はるねむり) 横浜出身のシンガーソングライター、ポエトリーラッパー、プロデューサー。自身で全楽曲の作詞・作曲・編曲を行う。2018年、1stフルアルバム『春と修羅』をリリース。翌年ヨーロッパの巨大フェス「Primavera Sound」に出演し、6カ国15公演のヨーロッパツアーを開催。2022年、2ndフルアルバム『春火燎原』をリリース。2023年、新作『INSAINT』を発表し、約30公演にもおよぶ北米、ヨーロッパ、アジアツアーを開催した。 X:@haru_nemuri Instagram:@haru_nemur
「『ドラゴンボール』で好きなのはラディッツ来襲からベジータとナッパ敗退までの一連の流れなんだけど、戦士たちがなすすべもなく敗れていくとこがすごくハードで絶望感があったし、悲しくなったよね。あの可愛い餃子があんな死に方をしたり、天津飯が一矢報いることもできなかったり。サイヤ人編、ほんとに怖かったな」 というようなことを友達と話していたのだが、 「ピッコロ大魔王編でクリリンが殺されたり、当時最強の一角を占めていた亀仙人が死んだ時だって、十分絶望感あったし、悲しかったよ! あんたはクリリンや亀仙人に興味がないから平気だったんだろ! さっきから聞いていれば天津飯と餃子の話ばかり。あんたは単なる鶴仙流だよ!」 と言われたのだが、確かに私は天さんと餃子が好きなだけだし、「さよなら、天さん…」のところを思い出すたびに切なくなるのが好きなだけの人間かもしれない。 亀仙人が「もうちっとだけ続くんじゃ」と言っ
第6回 松本人志 困った! LGBTQの話題がここ2カ月ほど見つからない! 紅白の再結成クイーンのアダム・ランバートが必要以上にオネエ丸出しだったとか? 通常運転だからどうでもいい! フランスで34歳の同性愛者の首相誕生とか? 特権階級エリート白人ムカつくよねで終わり! 世の中のホモレズ両刀オカマの皆さん、いったいどうしたのー! もっと性加害したり必要以上の権利主張して世間を騒がせちゃってくださーい! あーどうしよう! ブロッコリーが指定野菜に昇格した話でも書く? でもBUNKAタブーでブロッコリーの話書いても本誌の売上1㎜も上がらないどころかオンラインでもビュー数3とかで首になっちゃう! 旬で食いつきのいい話を適当にでっち上げなきゃ! 松本人志の話をします。 私がダウンタウン、松本人志を知ったのはもう40年以上前になるだろうか。土曜の午後は吉本新喜劇が放送されているお笑い大阪文化圏の鳥取
農林水産省がジャンボタニシ放飼を止めるように訴えている。正式の名称はスクミリンゴガイ、俗にジャンボタニシと言われているが見た目が似てるだけでタニシとは異なる種類の南アメリカ産の外来種である。ジャンボタニシという呼び方はタニシの牧歌的なイメージにミスリードしそうなので、ホリエモンではなく堀江貴文と、ひろゆきではなく西村博之と書くように、本稿では基本的にはジャンボタニシではなくスクミリンゴガイと書くようにする。 日本に80年代初頭に持ち込まれ食用として各地で養殖されていたが、需要が乏しく採算がとれないため廃れ、スクミリンゴガイは破棄された。破棄されたものや養殖場から逃げ出した個体が野生化し繁殖、分布を広げ、84年には有害動物に指定されている。 田植え直後の稲を食べるため、稲作農家の天敵ともいえる害虫であり、卵には毒性があって天敵に食べられることがなく繁殖力も強い。スクミリンゴガイによる稲作農家
193回 大森靖子の騒動 「大森靖子という人は愛憎の念が過剰な人なんだろうなあ」と、たまたま仕事中につけていた、彼女のゲスト出演の放送見送りについて説明する『荻上チキ・Session』を聴きながら、そんなことを思っていた。 ZOCに関していえば、「meltiaにいた子、元気にやってるかなあ」というモチベーションでMVを見るぐらいで、当然最近のZOCは全然見てなかったのだけれど、『Session』きっかけで新曲のMVを見たりして「15才にこういう露骨に性的な歌詞を歌わせるのは、ポルノ的需要を狙ったわけではないのは明らかだけど、今の時代的にどういうものだろう」などと考えたり。 そういえば、昔「大森さんのファンの人はヨギーを叩くより、大森さんの心配をしたほうがいいのでは」という内容の原稿を書いてから、ブロックされている。何かそんな感じで過ごしていたら、編集氏から「次回のテーマ、宮迫と大森靖子のど
吉本興業所属のお笑いコンビ、プラス・マイナスの岩橋良昌氏、いや、吉本からSNS上での「関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信」を原因に2月21日付けで契約解除、コンビは解散という発表があったので正確には元プラス・マイナスの岩橋氏だが、X(旧Twitter)での様子を見て、彼のことが心配になっている人も多いかと思う。X(旧Twitter)上の暴露・告発的なポストが自分のTLで話題になりはじめたのは一ヶ月ほど前のことであり、あまりの早い展開に正直驚いている。 今回のことで一番驚いていて、大変なのは元相方の兼光タカシ氏だろうけれど。 一連の彼のポストの具体的な内容に関しては特に触れようとは思わない。それは、関係者にちゃんと取材をして真実を明らかにしていくべきものだと思う。 ただ、「嘘つき」「今さら言うのはおかしい」「得もしてきたんじゃないのか」「売名」「後出しは卑怯だ」だとかいった彼を攻撃
自民党の裏金問題が報道され、国民の政治に対する信頼は地の底。政治への不信感が高まる日本社会で、私たち国民には何ができるのか。鈴木エイト氏と畠山理仁氏の2人が、選挙の魅力や重要性について熱く語る! PROFILE: 鈴木エイト(すずき・えいと) 1968年、滋賀県生まれ。2009年創刊のニュースサイト『やや日刊カルト新聞』で副代表、主筆を歴任。カルト問題、そして宗教2世問題などを精力的に取材し、統一教会に鋭く斬り込む最前線のジャーナリストとして活躍する。 PROFILE: 畠山理仁(はたけやま・みちよし) 1973年、愛知県生まれ。早稲田大学在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。興味テーマは政治家と選挙。著書『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』で第15回開高健ノンフィクション賞受賞。ドキュメンタリー映画『NO 選挙,NO LIFE』(監督:前田亜紀/製作:ネツ
2月16日(金曜)発売の『実話BUNKAタブー』4月号に、元ゆーとぴあ・ホープ師匠インタビューの後編が掲載されている。インタビュアーは吉田豪。 ホープ師匠こと城後光義。昭和を代表するお笑いコンビ・ゆーとぴあのメンバーで、相方はピース。ゴムパッチンと「よろしく〜ね!」のポーズで、一世を風靡した。 前編のインタビューは一部で話題になったが、後編もやはり強烈。レオナルド熊の話がやはり(狂ってて)興味深いが、ここでは浅草を代表する大御所芸人・杉兵助についてのくだりをピックアップ。 ホープ 昔はクスリやってる芸人さんも多かったからね。杉兵助とかね、あの人は歯が2本しかないの。 豪 杉兵助師匠もやってたんですか? ホープ あの人は昔のヒロ◯ン。疲労がポーンと飛んじゃうからヒロ◯ンだからね。 豪 昔はまだ合法でしたからね。 ホープ あれをかしまし(娘)さんとかみんなギャラの代わりにもらってたの。だからヒ
一人でそこに座ってる 頭のイカレた奴 虹の上から小便 我らがヒモと呼ぶ ダモ鈴木の名を聞くと、真っ先に 『Tago Mago』に収録されている『Oh Yeah』のこのフレーズが脳裏に蘇る。CANの夢幻的でありながら覚醒感を伴う反復リズムの中に突如切り込んでくる鮮烈なイメージの日本語歌詞。初めて聞いた時の衝撃が、そのまま脳に刻み込まれてしまっている。 ダモ鈴木と言われても知らない人も多いだろう。彼がボーカリストとして所属していたCANは商業的に大成功したバンドではないし、マニアックな音楽好きでなければ、その名を知る人は少ないだろうし、今だから知る人が少なくなったとかではなく、昔からそうだと思う。 ただ、CANというバンドの与えた音楽的な影響は広範囲に渡り、CANの産み出したものの影響下の音楽に接している人、間接的にその産み出したものの恩恵にあずかっている人は多いはずだ。
SNS「Bluesky」のユーザー数が400万人を突破した。今まで招待制だったのを2024年2月6日に廃止し、誰でも登録できるようにしたところ、一日でユーザーが80万人増えたという。 「Bluesky」はTwitter社の共同創業者のジャック・ドーシー氏たちによって生まれたSNS。そのためだろう。X(旧Twitter)によく似ている。現在の時点での大きな違いは、
日本は男性中心の社会で、男女平等のスローガンが掲げられて久しい現在も女性差別は根強く残っている――そう考える人がほとんどだろう。だが、評論家の小山晃弘氏は異を唱える。小山氏によれば、日本も世界も「超女性優遇社会」なのだという。 PROFILE: 小山晃弘(こやま・あきひろ) 学校中退者の教育支援活動を経て、2016年から2021年までメンタルヘルス当事者のオンライン互助団体を運営。その後、男性困窮者問題、ジェンダー問題を専門とする評論家として活動中。 X:@akihiro_koyama note:https://note.com/wakari_te なぜか実態の見えない女性差別 みなさんは「差別」と言うと何を連想するだろうか。まぁ実話BUNKAタブーの読者の場合はまず真っ先に「在日コリアン差別」などを連想してしまう正しい歴史認識を持つ方が多いかもしれないが、世間一般で「差別」と言えば、もう
昨年11月、衆議院議員米山隆一氏が論破王ひろゆき氏を論破したと話題になりました。過去にもひろゆき氏が無知を指摘されることはありましたが、動画でこうまで完敗したとみなされる事例は初めてだったからです。以後、SNSなどで米山氏は度々ひろゆき氏を“論破”していますが、そんな米山氏氏に、なぜ討論を引き受けたのか、討論にどう臨んだのか、なぜひろゆき氏を“論破”できたのか、ひろゆき氏の論破力の中身などを執筆していただきました。 ひろゆき氏との対談後与党議員にも声をかけられる 昨年の11月11日に収録し、11月19日に前編が、11月26日に後編が公開されたReHacQsでのひろゆき氏との対談は、大いに反響を呼び、Yahooニュースを始めとする複数のインターネットメディアで紹介され、YouTubeに切り抜き・解説動画が溢れました。あれ以来、議員会館/議員宿舎のエレベーターで、野党のみならず与党の先生と乗り
277回 南部虎弾のお通夜にコロアキ乱入 X(旧Twitter)のTLに流れてきた南部さんのお通夜での迷惑Youtuberたちによる田代まさしさんに対する狼藉の様子を見てしまい、あまりのことに言葉を失った。南部さんとは電撃ネットワークのリーダーの南部虎弾さんだ。 続けて思ったのが、「ギュウゾウさんがこの場に居合わせなくてよかった」ということだった。ギュウゾウさんの性格なら、南部さんのお通夜の席を汚すような振る舞いを見てしまったら、熱くなって手を出してしまいかねない。そんなことになったら大変だし、そんなことはしてほしくはない。 電撃ネットワークのメンバーであるギュウゾウさんとは『申し訳ナイト』というイベントがきっかけで会話するようになってから20年来の付き合いになる。ここ数年は週一度ぐらい電話がかかってくるような感じで仲良くしてもらっているが、一方、南部さんとは特に付き合いがあったわけではな
276回 「沖縄方言禁止記者会見」に賛否両論 編集氏から「二階堂ふみに沖縄弁でずっと話しかけて釣られるかどうかのゲームみたいなのが炎上して賛否両論あるのですが」みたいなメールがきて、この人はこんなセンシティブな話を俺にさせて、俺をどうしようと思ってるのだろうとなった。 編集氏が言っていたのは、バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)の2024年1月18日放送された企画。沖縄県出身の女優・二階堂ふみ氏に「方言禁止記者会見」という設定で、記者役の人間が沖縄の方言で地元の話などを話かけ、つられて沖縄方言を3回使ったらアウトという企画だ。この企画に対して、かって沖縄の教育現場で行われていた「方言札」という制度をほうふつさせるものであり、歴史認識に乏しく非常に無神経なものであり、差別的であるという批判が寄せられた。 そういった意見に対して、この企画は過去に長崎県出身の女優・仲里依紗氏でも行
275回 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』はもったいない X(旧Twitter)のTLに流れてくる評判の良さに釣られて映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てきたのだが、感想としては「もったいない」という言葉が浮かんできた。 もったいない。本当にもったいない。ゲゲ郎(鬼太郎の父。目玉おやじになる以前の姿)と水木のコンビの活躍が、これ以上見られないなんて…。 2人のバディ感が凄く良かったのだが、時系列の都合上、2人の活躍をこの物語以外に描くことは不可能! あのコンビの活躍がこれしかないなんて、本当にもったいない。 若干のネタバレを交えながら、なんとなく話していこうと思うのだが、ネタバレが気になる人は気をつけてください。 今作での水木は『墓場鬼太郎』(原作・アニメ)に出てくる水木とも原作者・水木しげるとも違う独自のキャラクター。職業やラストで暗示されている大まかな今後の物語の流れは墓場・水木を踏襲してい
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ブッチNEWS(ブッチニュース)- 芸能ニュース満載の最新ニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く