こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。 今回のケイクス連載は、こんなお話を書きました。 「合コンでも先生と呼ばれ、寿司屋でも先生と呼ばれ医者は喜ぶ」 この記事には、私が合コンや寿司屋などで「先生」と呼ばれ、あれこれごちゃごちゃ考えた挙句、ま、いいか、呼ばれてへらへらしていようか、となった経緯が描かれています。 もう少し抽象化すると、「自尊心と自分のありかたの対立に苦しんだが消化した」となります。お読みの皆さんも一度は自覚したことがあるかもしれませんが、この自尊心ってとってもやっかいなシロモノ。そこで今回は自尊心についてお話を致しましょう。 結論をいそげば、「自尊心とは内に秘めておくもの」です。これには二つの意味を込めています。 1、自尊心はちゃんと持っておいたほうがいい 2、自尊心は極力外に出すな という2点になります。これについて検討します。 1、自尊心はちゃんと持っておいた