‘The world is a book, and those who do not travel read only a page.’ 世界は一冊の本である。旅をしない人はその最初の1ページしか知らない。 この言葉から、アウレリウス・アウグスティヌスが何を言いたかったのか、それはきっと現代になったからこそ、その意味が十分にわかるのだろう。その昔、高校時代の世界史で出てきた『神の国』の作者がこの人というのは、ぱっと気づいた人もいたのだろうか? そして、その人の言葉がこの現代にまで伝わっているということは、本当に世界史好きにとってとても感動ものだった。もちろん、当時はラテン語だろうがそんなことは気にしない。 そうこの言葉が、携帯電話の箱に、まさか、書いてあるなんて。 この箱はなんでしょうか?と言われて、一瞬でdocomoのスマートフォン、オンライン限定モデルという解答が出来る人はそう多くいな