「1日1万歩歩くと健康に良い」と言う人もいれば、「1万歩は歩きすぎだ」と言う人も。一体何が本当なのでしょうか(写真:プラナ/PIXTA) 健康に関する「ちまたでよく聞く噂」には実際のところ、どこまで科学的根拠があるでしょう。 例えばウォーキングは体に良いと一般的にいわれるところですが、歩けば歩くほど効果は上がるのでしょうか。NY在住・新進気鋭の専門医、山田悠史氏の著書『健康の大疑問』より一部抜粋、再編集して最新の知見を紹介します。 【グラフ】歩数と死亡率の関連性 ■歩数と死亡率の関連性は? スマートフォンをお持ちの方にとって、歩数というのは活動度を容易に示してくれる身近な目安になっているかもしれません。歩数が多ければ多いほど健康につながりやすいというのであれば、「一駅手前で電車を降りて歩こう」なんて考えることもあるかもしれませんよね。 歩数に関しても、いろいろな噂を聞くのではないでしょうか