当研究会は、『概念分析の社会学2:実践の社会的論理』(2016、ナカニシヤ出版)の刊行準備のために設立したものです。 2011年初頭に活動を開始し、 (極端に)広い意味で「エスノメソドロジー・会話分析」に関わる、 (適切な自己紹介以外に)参加資格制限のない、 専門性の比較的低い、 オープンな研究会 を不定期に開催してきました。 管見の範囲でも、関東近隣の居住者が参加できるEMCA関連の研究会には、すでに下記のものがあります: 公式的で専門的な研究会 (日本エスノメソドロジー・会話分析研究会) 大学のゼミなどを母体とする 比較的専門性の高いデータセッション (ex. 明治学院大学 西阪研究室、筑波大学 高木研究室など) オープンなデータセッション (ex. [いわゆる]成城EMCA研究会) クローズドで博士課程の院生が中心の互助的な研究会 (ex. 社会言語研究会、本郷概念分析研究会) 当研
グローバリゼーションにより,大学は近年,従来の教育・研究活動,また社会との関係についての再考を迫られるようになった.世界中で進む学生の国境を越えた移動と大学教育の輸出入の拡大,就職市場のグローバル化,知と大学の関係の変化,英語教育の新展開,デジタルメディアの影響――.激変する環境への対応と模索を論じる. ■ 本シリーズのねらい 広田照幸(編集委員を代表して) 資本・情報・労働力が国境を越えて移動するグローバリゼーションが急速に進展している.そうした大きな社会・経済の変動は,大学のあり方に根底からの変化を迫ってきている.本シリーズは,こうした大きな変動にさらされている現代の大学を,さまざまな角度から考察し,未来に向けて希望のもてる大学像を新たに紡ぎ出したいという思いから編まれている. 大学が「象牙の塔」として,大学の外の動きに対して超然としていることは,もはやできない.しかし同時に,「知識基
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く