セガが1994年に発売したセガサターンは、初代のPlayStationと同世代となるゲーム機で、「脳天直撃」というキャッチコピーで知られています。セガサターンに搭載されているCPUは日立製作所の32bitRISCマイコンアーキテクチャ「SuperH RISC engine(SH)」を採用した「SH-2」チップで、前期型には1台になんと2基のSH-2チップが搭載されていました。なぜSH-2がセガサターンに2基も搭載されることになったのかについて、元日立製作所の半導体部門であるルネサスエレクトロニクスがその開発エピソードを紹介しています。 開発ストーリー 第六話 | ルネサス エレクトロニクス http://web.archive.org/web/20150417010407/http://japan.renesas.com/products/mpumcu/superh/related_sh/
セガサターンの開発機と開発環境にまつわるエピソードはやはり熱かった 当時を知る元セガのテクニカルサポート担当・大岡良樹氏インタビュー 1994年に発売された家庭用ゲームハード「セガサターン」。つい先日、その開発機を入手したというユーザーの記事を掲載しましたが、その流れで当時開発環境に関わっていた大岡良樹さんと話す機会に恵まれました。 【さらに詳しい元の記事はこちら】 開発機についての誤った情報(初代開発機と紹介していたものが実は三号機だった)を指摘いただくという形での出会いでしたが、これはある意味思いも寄らぬ事態。 せっかくなので、開発機の詳細な説明や、当時の開発環境等について聞いてみたいと思い、インタビューを申し込んだところ、快く承諾いただいたので、色々質問してみることにしました。 その前に、大岡さんとやりとりをするきっかけとなった「開発機」について簡単に説明しておきますと、前回記事で紹
東亜プランの名作STGが新要素を追加して復活。「BATSUGUN サターントリビュート Boosted」5月25日に発売 編集部:maru シティコネクションは本日(2023年2月6日),シューティングゲーム「BATSUGUN サターントリビュート Boosted」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)を5月25日に発売すると発表し,PS4/Switch向けパッケージ版の予約受付を開始した。価格は,通常版が4180円(税込),オリジナル&アレンジサウンドトラックCDなどが付属する特装版は7480円(税込)となる。 1993年に登場した「BATSUGUN」は,東亜プランが手掛けた縦スクロールシューティングゲームで,大量の弾が画面上を覆いつくす演出が話題となったタイトルだ。本作は,1996年に登場したセガサターン版の移植をベースに,新機能や追加要素を強化
『街』が発売25周年。屈指の名作として語り継がれる実写サウンドノベル。複雑に絡み合う8つのシナリオを並行して読み進めるのが新しい感覚だった【今日は何の日?】 若き日の有名人が多数出演しているのも見どころ 1998年(平成10年)1月22日は、セガサターン用『街』が発売された日。本日で発売から25周年という大きな節目を迎えた。 『サウンドノベル 街 -machi-』は、チュンソフト(当時)から発売されたアドベンチャーゲーム。“名作”、“傑作”として広く知られており、いまなお熱心なファンが多い。影響を受けたクリエイターや作品も少なくなかったんじゃないだろうか。 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc1a90c75b9c5705f1ec7857137014896a0fb0d8
チュンソフトが確立させたアドベンチャーゲームの新ジャンル“サウンドノベル”シリーズのひとつで、一般に“ビジュアルノベル”と呼ばれるゲームの草分け的な存在となっている。1枚絵を背景にし、画面全体に文章を表示して効果的なタイミングでBGMを流して物語を盛り上げていく。本作は『弟切草』、『かまいたちの夜』に続くシリーズ第3弾となり、初めて実写映像を採用したことで当時もかなりの反響があったと記憶している。 実写を取り入れたゲームは昔から多数あったが、どちらかと言えば否定的な意見が多くなりがち。『街』でもそういった声はなくはなかったが、シナリオとの親和性が非常に高かったためかゲームファンにしっかり受け入れられて成功を収めている。兎にも角にもビジュアルインパクトは凄まじいものがあったので、プレイした人であれば主要人物たちの顔をいまでも鮮明に覚えているのではないだろうか。 竜雷太さん、団時朗さん、ダンカ
さきごろ第2弾の発売も発表されたメガドライブミニ。メガドラと来たら次はサターンだろうという期待も高まるのは無理からぬこと。 というわけで今回はセガサターンミニが実現すれば入るであろうソフト、入ってほしいソフトをセレクトしてみた。 分析編1(メガドラミニの収録タイトルを振り返る)anond:20220711063944 分析編2(サターンの読者レース上位ソフトを眺める)anond:20220711064019 本編まず便宜的にセガがパブリッシャーのゲームを20本、セガ以外のゲームの20本とする。メガドラミニよりはややサードパーティーの比率が増えることになる。 さらに以下の縛りを設ける。 非ゲーム(データベースソフトなど)は除外。年齢指定ソフト(X指定、18歳以上推奨など)は除外。他の機種にも移植されたタイトルは優先度を下げる。セガのタイトル20本タイトル 開発 発売 発売日 ジャンル読者レー
次は「セガサターン」特集。BS-TBS番組“X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏”3月1日放送 編集部:Gueed 2022年3月1日(23:00〜)のBS-TBS番組「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」(以下,X年後の関係者たち)は,「セガサターン」の特集「#11『セガサターン・次世代ゲーム機』」になるという。 3/1 夜11時 #BSTBS #X年後の関係者たち#セガサターン と次世代ゲーム機編#任天堂 一強時代のゲーム業界舞台裏#カズレーザー #メイプル超合金 #バーチャファイター #VFes #esport #サクラ大戦 #プレイステーション #SEGA #セガ #ゲーム好きと繋がりたい #プレステ #ゲーム #game #FF #gamer #フジタ pic.twitter.com/hx8ira23re— X年後の関係者たち【BS-TBS公式】 (@x_bst
今回は以前から検索されることが多かった「セガサターンだけのゲーム」です。 セガサターンでのみ発売された、他機種では遊べないソフトをサタマガの読者レースの得点をもとに順位をつけて紹介します。 こちらの記事は Youtube に投稿した動画のブログ版です。 動画でご覧になりたい方は下記のリンクからご覧ください。 (よろしければ高評価、チャンネル登録、コメントお待ちしています) 選定基準今回のタイトルを選ぶにあたり、下記のようなソフトは対象外としました。 アーケードからの移植タイトル 例: バーチャファイター2、バーチャファイターキッズ アーケードへ逆移植されたタイトル 例: 花組対戦コラムス 旧世代機からの移植・リメイクタイトル 例: 仙窟活龍大戦カオスシード、ステラアサルトSS プレイステーションから移植されたタイトル 例: マリーのアトリエ、悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲 プレイステーショ
1998年1月22日、サウンドノベル「街 -machi-」発売。 そう、あれから20年もの歳月が流れた。 このゲームの発売日に生まれた子は成人する。 私の大学での講義にももしかしたらそんな生徒がいる可能性だってある。 そんな昔のゲームだが、本日20周年を祝う記事が公開されていた。 最近でも知り合った方に「街が好きだった」と言って頂けることがあったり、20年経ってもこれほど愛してくれる方がいるゲームの制作に関われたことを本当にしあわせだと思う。 今から20年前 「メインプログラマーは警官だった…」 そう、当時メインプログラマーを担当していた私だが、実は内トラ(内輪のエキストラ)としてゲーム中にも登場している。 このときの撮影はちょっとした芸能人気分を味わえて大変気持ちよく、今でも良く記憶に残っている。 当時の開発スタッフは大体内トラとしてどこかに登場している。 その辺りの裏話や、プログラム的
セガ・ユナイテッド発表後、松葉屋は慌てに慌てていた。1994年の年末商戦の目玉である任天堂ソフト、スーパードンキーコングの入荷がなくなったからである。入荷未定ならばまだいい。任天堂から言われた数字は「ゼロ」だった。一本も入荷する目処が立たなかったのだ。 松葉屋は計算違いをしていた。確かに任天堂はソニーとパナソニックを敵と表面上は(あくまで表面上は)みなしていなかった。 しかしセガは違っていた。セガは幾度となく拳を交わした強敵だ。その上アメリカ市場ではジェネシス(メガドライブ)がSNES(スーパーファミコン)を抑えて市場シェアを獲得していた。侮る要素は何もなく、名実共に全力で戦わざるを得ないライバルだった。 そんなライバルにゲーム機の優先権をちらつかせられたくらいで、ほいほいと尻尾を振ってついていった松葉屋を任天堂が許容するわけがなかった。年末商戦のキラーソフトを一本たりとて売る理由はない。
その偉大なる挑戦者の名は セガ かつて巨人任天堂や、超新星ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)に立ち向かい戦ったものの名である。 その歴史には数々の敗北が刻まれているが、セガはそれを決して恥じることなく自社ホームページ内に掲げている。 そんなセガのホームページ内にこのような記述がある。セガハードヒストリー内、第五回セガサターンの項目だ。 https://sega.jp/history/hard/column/column_05.html 「セガは、CD-ROMによるゲームソフトの製造コストダウンとあわせ、流通コストを下げることを狙って『セガ・ユナイテッド』を設立。ゲームソフト流通にも本格的に参入し、『メガドライブ』後期には8,000円近くにまで上昇していたソフトの価格を下げるべく動きます。」 たった一文。これだけの記述の背景には、セガの、ゲーム業界の巨人任天堂に挑んだ熱意と、新
ソニーの「プレイステーション」とセガの「セガサターン」による「次世代ゲーム機戦争」がついに決着。敗北を喫したセガサターンはその道をドリームキャストへゆずることになった。その日を迎えたとき、セガサターンはセガに、セガファンにいったい何を残したのか? 現役セガ社員の奥成洋輔さんの執筆で当時をふり返る本連載、ついに最終回。 セガハードで初の国内500万台を達成したセガサターンは、前年末の大作RPGラッシュ後、1998年に入ってからも強力なタイトルが続々とリリースされた。チュンソフトの完全新作サウンドノベル『街』、シリーズ3作目にしてRPGとなった『AZEL ~パンツァードラグーンRPG~』、ソニックチームの新作3Dアクション『バーニングレンジャー』。 さらに『センチメンタルグラフティ』『Piaキャロットへようこそ!!』に『EVE The Lost One』といった人気美少女アドベンチャー、その他
ソニーの「プレイステーション」とセガの「セガサターン」による「次世代ゲーム機戦争」。セガの目線で当時の状況をふり返る本連載、第2回の舞台は1995年。のちのゲーム業界を変えた取り組みや、プレイステーションVSセガサターン第2ラウンドの舞台裏など、重要なトピックをカバー。今回も現役セガ社員の奥成洋輔さんだから書ける、貴重な情報満載でお届けする。 プレイステーションの登場によって、ソニーはゲーム業界にいくつかの変革を促したと言われる。1つはゲームの主流を2Dから3Dにしたこと。次に流通改革によるリピートのしやすさ、定価販売の義務付け(後に廃止)、同時に高騰していたソフトの価格帯を下げたこと。そして、なんといっても広告・プロモーションの拡大だ。 TVゲームのCMは、これまでもゴールデンタイムや子供向け番組の中で見ることができたが、プレイステーションの宣伝はそんなものではなかった。TVを付けていれ
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