陸上自衛隊が戦車や火器の修理費を算定する際、計約3億2千万円相当の部品を、まだ使える状態なのに「使用不能」と判定していたことが9日、会計検査院の調べで分かった。部品に付いていたさびを落とさずに判断していたという。算定時の実施要領に注意点が具体的に書かれておらず、検査院は防衛省に改善を求めた。 検査院によると、陸自は、古くなった戦車などを引き続き使うかどうか、修理費と取得価格を比較して検討。その修理費は全国5カ所の補給処が算定し、個々の部品が使用可能かどうかも判定している。
陸上自衛隊が戦車や火器の修理費を算定する際、計約3億2千万円相当の部品を、まだ使える状態なのに「使用不能」と判定していたことが9日、会計検査院の調べで分かった。部品に付いていたさびを落とさずに判断していたという。算定時の実施要領に注意点が具体的に書かれておらず、検査院は防衛省に改善を求めた。 検査院によると、陸自は、古くなった戦車などを引き続き使うかどうか、修理費と取得価格を比較して検討。その修理費は全国5カ所の補給処が算定し、個々の部品が使用可能かどうかも判定している。
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