産駒のコスモキュランダに父系3世代連続皐月賞(G1)制覇の夢を託す 健康状態に不安はまったくないという 皐月賞(G1)で記録した1分57秒8はいまだに破られないレコードタイム 自分自身のパーソナルスペースを大切にしているという 〝もっとも速い馬が勝つ〟と言われる皐月賞(G1)を、もっとも速いタイムで優勝したアルアインは現在、日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで5年目の種付シーズンを送っている。 「近年はどんな種牡馬でも3年目シーズン、4年目シーズンは苦戦の傾向があるのですが、この馬はそこを無事に乗り切り、デビューした初年度産駒の中から重賞勝ち馬、クラシック候補を送り出してくれました。素晴らしいことだと思います」と胸を張るのは、同スタリオン・ステーションの坂本教文場長だ。 その言葉どおりに、日本競馬史上9例目となる皐月賞(G1)父子制覇を成し遂げたアルアインは、初年度から4年連続