『カーサ ブルータス』2019年12月号より November 10, 2019 | Architecture, Travel | window on the world | photo_Hufton + Crow text_Megumi Yamashita
September 3, 2018 | Food, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa 〈アマン東京〉別棟1階のカジュアルフレンチ〈ザ・カフェ by アマン〉は、都会の真ん中、大手町にいるとは思えない森の緑に包まれるシチュエーションが魅力だ。その都会のオアシス〈ザ・カフェ by アマン〉が、平日限定で朝食の提供をスタートした。メニューはアラカルトで提供。時間がない日の朝食やブレックファーストミーティングでの利用など、多彩な用途で利用できる。 フランスでパン作りを修得したアマン東京のペストリーシェフによるこだわりのクロワッサンはじめペストリー類には、すべてフランス産AOCパムプリー発酵バターを使用。良質なミルクで作られたパムプリーバターの芳醇な風味が閉じ込められたクロワッサンは、中はしっとりと、外はさっくりと香ばしい。相模原の有精卵を使用し
July 27, 2018 | Design | casabrutus.com | text_Nobuyuki Hayashi editor_Keiko Kusano 2018年6月、カリフォルニア州サンノゼ市で、アップル主催の毎年恒例イベント〈WWDC(Worldwide Developers Conference・世界開発者会議)〉が開催された。世界77か国からiPhoneやMacのアプリ開発者らおよそ6,000人が集結する巨大イベントで、全世界から注目を集める。世界中のデザイナーが、年に1度、集まって来るのがミラノ・デザインウィークだとしたら、世界中のアップル系開発者が集まるのが〈WWDC〉だと言っても過言ではない。今回初めて〈WWDC〉に参加した真鍋大度に、さまざまな角度から話を聞いた。 Q 今回の発表ではどんなことが印象に残りましたか? A (この秋に登場予定の)「iOS
March 31, 2018 | Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa とびっきりおいしい魚が食べたくなったら、「寿司か和食」。そんな選択肢にフレンチレストランが加わった。〈Simplicité(サンプリシテ)〉のおまかせコースは魚尽くし。しかも、登場する魚はどれも寿司の一流店をも凌ぐクオリティだ。 「魚の仕入れには特にこだわっています。たとえば、長崎・五島列島にある〈林鮮魚店〉は世界一の活〆の技術をもっていますから。魚の活〆は日本が誇る技術として、フランスなど海外にも広まりましたが、林鮮魚店は魚体の大きなものなら、銛(もり)で突いて、海の中で血抜きして処理をする海中放血神経〆を開発。これは難易度が高くて、ここにしかない技術です。魚が最高の状態で熟成するので、旨
ちょっと小腹がすいたときにおやつ感覚で軽くつまめるいなり寿司。持ち帰りの寿司が充実する京都ではさほど珍しいものではないが、にしん入りはこの店くらいだろう。 にしんと言えば「にしんそば」が一般的だが、酢飯の中にじっくり甘辛く煮込んだにしんのほぐした身を混ぜ合わせ、実山椒やゴマもたっぷり。種類は油揚げの味に変化をつけた4種類。定番の《にしんいなり》と《炙りにしん》は寿司飯の味付けを濃いめに、《柚子にしん》と《黒糖にしん》は柚子の香りや黒糖の風味を邪魔しないよう味を控えめに仕上げている。 店先でつまんだり、取り寄せもできるが、『都をどり』や『顔見世』の楽屋見舞い、茶会の水屋見舞いに買い求める地元の人が多いとのこと。粋人、数寄者の好みに沿う箱入りもあって、味にも包みにもこまやかな心遣いがある。
December 14, 2017 | Culture | casabrutus.com | photo_Yasutomo Ebisu text_Kunichi Nomura Casa BRUTUS特別編集ムック「音のいい部屋。」で村上春樹さんの音のいい部屋にお邪魔しました。壁一面レコードに囲まれた自宅の書斎で、レコードへの思いをたっぷり語ってもらいましたが、紙幅の都合でどうしても掲載できななかったのがレコードディガーとしての村上さん。世界中のレコード屋をまわって、いまもレコードを掘り続けているコレクターとしてのエピソードを外伝として特別に公開します! 文/野村訓市 『羊をめぐる冒険』に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ノルウェイの森』や『ねじまき鳥クロニクル』といった小説。『本当の戦争の話をしよう』といった翻訳もの。90年代、まだ自分が若いころに旅先の浜辺で、空港でと
July 13, 2017 | Architecture | a wall newspaper | text_Mika Yoshida & David G. Imber Frank Lloyd Wright/American System-Built(Ready-Cut)Houses. Project, 1915–17. Model options. Lithographs ©The Museum of Modern Art, New York. 世界初公開の品も含め1890〜1950年代の設計図や模型、建築パーツ、テキスタイルや家具・食器、写真など400点の資料を展示する。TVのクイズ番組にゲスト出演した際の映像や、グッゲンハイム美術館の外壁をピンクや黄色で検討した際の予想図も。
May 14, 2016 | Travel, Design, Food | casabrutus.com | movie_Kazuyuki Miyabe 優れた手仕事を伝える民藝店の〈光原社〉と盛岡三大麺(じゃじゃ麺、冷麺、わんこそば)を味わい尽くす旅にご案内します。みんな大好き、麺の季節がいよいよやってきました!
October 5, 2015 | Food, Travel | sponsored | photo_Shin-ichi Yokoyama text_Yoshikazu Itamoto (SHOE PRESs) editor_Akio Mitomi 大きなコッペパンにたっぷりのクリームや具材をその場でサンド。食べる前からワクワク感が募るスタイルは、初代からずっと受け継がれてきた。今や盛岡のソウルフードともいわれる福田パンは、地元の人のみならず観光客にも大人気だ。 学校を思わせる〈福田パン 長田町本店〉の建物。「宮沢賢治が描いたイーハトーブ世界の、木造校舎のイメージ」と語るのは、3代目社長の福田潔さん。創業は1948年、祖父の代に遡る。花巻農学校出身で宮沢賢治の数少ない教え子のひとりだった祖父は卒業後、京都でイースト菌の研究に従事していたこともあり、戦後、郷里の盛岡に戻って〈福田パン
ホテルオークラ東京をつくった人たち。 オークラの設計にあたっては谷口吉郎(ロビー、オーキッドルーム、オーキッドバーを担当)、小坂秀雄(郵政省建築部長/外観、平安の間、千歳の間を担当)、清水一(大成建設設計部長/和風宿泊室を担当)、伊藤喜三郎(伊藤建築研究所所長/中小宴会場を担当)、岩間旭(三菱地所建築部長)らによる設計委員会が組織された。意匠委員会は溝口三郎(文化財専門審議委員)、繁岡鑒一(画家/旧帝国ホテルなどの装飾を担当)、広井力(イサム・ノグチに師事した彫刻家)、岩田清道(石草流家元)、縣治朗(日本画家)らの各氏。 トーマス・マイヤーをはじめ、〈ホテルオークラ東京〉びいきの海外クリエイターは多い。彼以外にもミウッチャ・プラダやレム・コールハース、あるいは先日アップルへの入社で話題を呼んだマーク・ニューソンなど、一見古風とも思えるこのホテルにたくさんの人がかけがえのない魅力を感じている
July 31, 2015 | Architecture, Art | sponsored | photo_Tetsuya Ito text_Aki Kikuchi editor_Yuka Uchida, Akio Mitomi 若かりし黒川紀章が、岡本太郎や地元の〈天童木工〉とコラボレーションしながら生み出した〈寒河江市庁舎〉。ユニークなシルエットは行政のあり方をも表現しています。 縦横無尽に〝ツノ〟を延ばし、光を放つ彫刻。その下には杖をついた老婦人。作業着姿の青年。財布片手のOL。地方都市の日常に岡本太郎の芸術が交錯するその風景には不思議な温もりがあった。 1967年に建てられた〈寒河江市庁舎〉を手がけたのは若かりし黒川紀章。竣工当時はまだ33歳である。64年に寒河江の企業、日東食品(現・日東ベスト)が自社工場の設計を黒川に依頼。それをきっかけに「従来の役所イメージを打ち破る市
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