和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は20日、飼育するジャイアントパンダ「良浜(ラウヒン)」が14日に出産した赤ちゃんパンダ(雌)の体重が、出生時の75・0グラムを初めて超え76・6グラムになったと発表した。母乳を自力で飲むようになったことで順調に大きくなっており、寝返りも頻繁にしているという。 赤ちゃんは同施設でこれまで誕生した中で最も小さく、出生時は自力で母乳を飲むことができなかったことから、スタッフが保育器に入れて母乳をスポイトで飲ませるなど懸命にサポート。16日に初めて良浜からの授乳が確認された。 同施設によると通常、出生後しばらくは体重が減少するとされ、17日には63・9グラムまで減少。その後、順調に母乳を飲み始めたことから19日は72・2グラムに戻し、20日朝は前日より4・4グラム増加して出生時の体重を超えた。 1日に5、6回の割合で赤ちゃんを良浜に戻して母乳