一年のおわりになると必ず、その年の何がうまくいったのか、何がうまくいかなかったのか、そして来年にむけてどのような航路を選ぶのかという「年間レビュー」を、The Art of non-Conformity のクリスの要領で行っています。 これは正月三が日が終わる頃には忘れている新しい習慣を決めようという話ではありませんし、人生を劇的に変えるためになにか自分らしくない枷をはめることでもありません。 むしろ、一年を通してやってきたことを意識して、ほんの少し航路を変えることで次の一周をより望ましいものにしようという試みにほかなりません。### 航跡を描き出す − 螺旋 「年間レビュー」のことを考えるとき、必ずといっていいほど思い出すのがスティーフン・キングのホラー小説「IT」のエンディングの以下の美しいくだりです。 “But it’s nice to think so for awhile in