茨城県守谷市の常磐自動車道で男性会社員があおり運転を受けた後に殴られた事件をめぐり、「傷害容疑で指名手配された男の車に同乗していた女だ」というデマ情報をインターネット上で流された都内在住の会社経営の女性が23日、弁護士とともに会見し、デマ情報を投稿した人たちの法的責任を追及する方針を明らかにした。女性は「SNSで手軽に発信できる時代だが、責任を取れるのか考えてほしい」と訴えた。 今月10日に発生した事件では、宮崎文夫容疑者(43)が運転席の男性会社員を殴ったとして、傷害容疑で逮捕されている。交際相手の喜本(きもと)奈津子容疑者(51)=犯人蔵匿・隠避容疑で逮捕=も車から降りて、宮崎容疑者が暴行する様子を携帯電話で撮影していた。この時の映像がテレビなどで流され、話題となった。 宮崎容疑者は16日に指名手配されたが、喜本容疑者の氏名はこの段階で公表されていなかった。女性の代理人弁護士によると、