プロ1年目となる2013年シーズンはウエストフローラの大黒柱として27試合に登板。8勝9敗3セーブ、防御率はリーグ3位となる1.62と、ルーキーとは思えない活躍でティアラカップ2位に大きく貢献した矢野 みなみ選手。 ソフトボールの名選手だった彼女が硬式野球の世界に飛び込んだきっかけ、期待と不安の中、無我夢中で過ごしたプロ1年目について、お話を伺いました。 ――1年間お疲れさまでした。まずはプロ1年目を無事に終えた感想は? 矢野みなみ選手(以下、矢野) 開幕当時は、コントロールに自信がなかったので、自分でも「本当に大丈夫かな?」って思っていたんですけど、シーズン中盤ぐらいからしっかり自分の思うところに投げられるようになってきて、少しずつ手応えを感じてきました。 ――手応えを感じ始めるきっかけは何かあったんですか? 矢野 一度、調子が悪かったときに、ティアラカップ(TC)滋賀・岐阜大会(6月2