無印良品のレトルトカレーシリーズが感動的なのは、何といっても50種類以上もの充実したラインナップだろう。北インドや南インド、そしてタイなど現地の味を追求したシリーズから、ジビエや大豆ミートまで選択肢は幅広く、一種類に決めかねるカレーファンも多いはず。そんな苦悶に有効なのがカレー店でおなじみの“あいがけ”テクニックだ。 今回はフレンチ出身でありながらカレー好きが高じて自ら専門店も経営する掛川哲司シェフに、盛り付けの極意を聞いた。華やかな見た目だけでなく、意外なカレー同士やトッピングを合わせることで新たな“ウマい”の扉が開く。コツは味も色も大胆に重ねるレイヤードにあり! 2色カレー&黄金ライスに、トッピングの食感で遊ぶ。 “掛川シェフ流”あいがけ あいがけの醍醐味は、やはり2種のカレーの対比。「今回はブラウンのマトンとココナッツベースの淡い黄色のエビカレーを。色味のコントラストだけでなく、マト