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人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。 研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。 あ、いま近くの自衛隊で大砲が鳴った。 のすけちゃんが震えているわ、可哀想に...
幾つかこういう意見を見掛けたんで一言。 生きたとか死んだとかいう話ではなくて、そういう小説は、自分が人間であり、後世に何かを伝えていくことができる、と考えることができるくらい安定した世界で...
本作品は優れた小説論であり表現論であるといえる。本作は同じ著者の『小説のストラテジー』の姉妹編的な立場ではあるが、続編ではなく、直接に連続している訳ではないので、恐らくどちらから先に読ん...
佐藤亜紀『小説のタクティクス』、元となる公開講義を聴講した際、なぜ『未知との遭遇』を撮ったスピルバーグが『宇宙戦争』に至ったか、という素朴な疑問にひとつの解が与えられ、そこから導き出され...
「小説のタクティクス」というタイトルだが、半分以上を美術史・美術批評の本として興味深く読んだ。映画は生きた芸術表現だが、小説はすでに死んでいる!という結論。
これは本当にすごかった。『小説の〜』とタイトルについているから、巷に溢れる小説の書き方だと思ったらば大間違いです。そんな単純な本では決してない。確かに小説の読み方の本ではあると思うが、そ...
ふたつの彫像の間に横たわる「顔」の違い、すなわち形式の違いから垣間見える、世界の認識-様式の差異についての論から始まり、映画、絵画、写真、小説と横断して、各作品がその形式内に表現されている...
小説のタクティクス (単行本) 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る「小説において形式とはなにか。それはどのように機能す...
佐藤亜紀『小説のタクティクス』(筑摩書房、2014年)の134頁の図版、って何ですか。どこにも説明がなく唐突に入っている。この頁だけカラーで。アド・ラインハルト(の部分)っぽい気がするんですが。...
佐藤亜紀『小説のタクティクス』では、『トゥモロー・ワールド』についても語られている。俺の中では、『宇宙戦争』と『トゥモロー〜』は、ゼロ年代アメリカの2大曇天映画。曇天ってのは、要するに全...
佐藤亜紀『小説のタクティクス』読了。表現における様式がいかに変化していったかという話が、前半では映画を例に、中盤は絵画を例に語られている。小説について語られるのは2/3を過ぎたあたりから。ス...
評論『小説のストラテジー』で知られる作家が、小説において形式が果たす役割を探った刺激的な創作論。小説の目的とは〈記述の動きによって読み手の応答を引き出すこと〉だと著者は言う。起伏に富んだ...
大学の講義録をまとめた、前作の『小説のステトラジー』と対になる評論。絵画と映画の話が非常に多く興味深いがちょっと戸惑う。小説論だと思い込んでいたんだが。スピルバーグ『宇宙戦争』の表現の指...
小説を書かない人(私も小説は書かない人です)にとっても、何か表現・発信に類するものを行う人には非常に示唆的な評論と思います。前作「小説のストラテジー」と合わせて。 #小説のタクティクス
タクティクスという観点では同時代の鑑賞者に対して有効打を繰り出すためのヒント、という意図なのかもしれないなとか。 #小説のタクティクス
時代の様式、という視点は、少なくとも現代の今の自分の表現に対してその視点を適用するという意味では、私にはなかった。時代の様式変化によって意味を喪失しない、もしくは喪失しにくい表現という視...
小説のタクティクス。結論に関しては、映画の近視眼的収益志向性からその手法が同時代の鑑賞者を想定したものになってしまう限界によって現実世界の出来事を受けての表現変容を生み、それに対して遥か...
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