生まれる前の赤ちゃんに染色体の異常がないかを調べる新型出生前検査について、日本産科婦人科学会は、現在検査を行っている規模の大きな病院だけでなく、小規模な医療機関でも行うことができるように条件を緩和して、検査を行う施設を増やす方針をまとめました。 これまでの条件は、 ▽産婦人科と小児科の両方の医師が常勤していること、 ▽検査の前とあとに心理的なサポートも含めた専門的なカウンセリングを行うこと、などとし、大学病院などの規模の大きな全国の92の病院が認可を受けて実施しています。 しかし、罰則がなく認可を受けずに検査を行う医療機関があることから、学会は、一定の条件を満たせば連携施設という名称でクリニックなどの小規模な医療機関でも検査が行えるよう条件を緩和し、認可施設を増やす方針をまとめました。 連携施設の条件として、 ▽産婦人科の医師がいれば小児科の医師の常勤は必要なく、▽検査の前後のカウンセリン
頑張る理由もない、褒められる必要もない。ただ「好き」に没頭して生きる――福森伸さんに聞く「しょうぶ学園」の障害のある人たちの姿 どうして頑張らなきゃいけないんですか。 たとえば、算数の宿題が嫌で嫌でしょうがない小学4年生に。たとえば、「やりたいことなんてないよ」と進路指導中にふてくされた中2の教え子に。たとえば、終わりのないノルマに追われ、入社当時の目の輝きを失いかけた新卒の後輩に。 そう問われたあなたは、人生のセンパイとしてなんと答えるか。 今はわからなくても、いつか役に立つことがあってね…。今はやりたいことがなくても、ここで頑張ると将来の選択肢も広がるから…。今は辛いかもしれないけど、乗り越えた先にチャンスがきっと来るから…。 嘘を言っているわけではないけれど、どこか誤魔化している感じがする。そんな後ろめたさを覚えたことがある人もいるかもしれない。 「頑張る理由」は、そうやって”未来”
近江学園の男性医師が1952年、少女1人に強制不妊手術をするよう申請した記録。学園の文書庫から見つかった 優生保護法(1948~96年)による強制不妊手術の問題で、障害者福祉の父と呼ばれる糸賀一雄が創設した知的障害児施設「滋賀県立近江学園」(湖南市、当時は大津市)の医師が52年に、10代少女1人の手術を県の審査会に申請していたことが、1日までに分かった。京都新聞の情報公開請求を受け、学園内で申請書などの文書7枚が見つかった。福祉施設側が障害者らの断種に関与した可能性を示す新たな資料だ。 県は「医師個人でなく、近江学園として手術を申請した可能性が高い」としている。52年当時、糸賀は園長を務めていた。 国の統計では滋賀県内で54~75年に少なくとも282人が手術を強いられたが、52年の記録は存在しない。県は同法関連の公文書の大半を廃棄済みで照合できる資料はなく、手術が実際に行われたかは分からな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く