東京オリンピック(五輪)・パラリンピックにあわせ、スポーツと性的少数者について情報発信などをする施設「プライドハウス東京レガシー」が11日、東京・新宿にオープンした。東京大会の公認プログラムとしてイベントなどを行い、大会後も常設で運営する。スタッフが常駐し、誰でも無料で利用できる。 性的少数者の居場所作りを行ってきたNPO法人や五輪のスポンサー企業が運営に関わり、休眠預金や企業の協賛金で資金を賄う。 広さ約140平方メートルの施設には多目的スペースやカフェコーナー、相談ブース、性的少数者に関する本を集めた書棚があり、支援者を増やす講座や当事者への支援も行う。年内は月・金・土・日の午後1~7時で開館し、その後は開館日や開館時間を増やす予定。今月12日は臨時休館する。 11日にオープニングイベントが開かれ、活動紹介や、大会組織委員会の担当者による講演が行われた。 運営責任者の松中権さん(44)