最終クリックだけで評価する時代は終わった ~アトリビューション評価実践編~ 朝日広告社では、2010年10月26日にアトリビューション評価テストの開始を発表した。今回は、この評価テストで行った検証と得られた結果についてまとめた。 まず、アトリビューション評価の技術的な基盤としてMediaMind社の有する第三者配信プラットフォームと、アドビシステムズ社の提供するAdobe SiteCatalyst®, powered by Omnitureを使用し、媒体間のコンバージョンパスからサイト訪問後の遷移状況まで検証を行った。アトリビューションの計測方法については様々な議論があるが、今回のケースではビュースルーも含む純粋な接触を評価対象とし、各媒体の貢献度については配点による重み付けは行わない事とした。投下予算の最適配分や施策としての運用は、配点のみで判断できる程にシンプルな構造にはないものと捉え