第3回(authorize)に引き続き、MRTGのインストール方法を解説します。 cfgmakerを使う MRTGがインストールされると、以下のプログラムが組み込まれます。 /usr/local/mrtg-2/bin/cfgmaker このcfgmakerは、MRTGの実行に必要なパラメータを出力してくれるPerlスクリプトです。cfgmakerは引数に監視対象機器のコミュニティ名とIPアドレスを@で結んだ値を渡して使います。 今、監視対象機器にはNET-SNMPがインストールされ、コミュニティ名が“HIMITSU”になっているとします。またIPアドレスは“192.168.1.208”とした場合、次のように実行します。 # cd /usr/local/mrtg-2/bin # ./cfgmaker HIMITSU@192.168.1.208 すると、以下のパラメータが表示されます。