映画に登場するような、何でもできるスーパープログラマにあこがれたことはないだろうか。映画はフィクションでしかないが、現実にもスーパープログラマは存在する。経営上の課題と目的を理解し、最適なシステムを設計・構築できる技術者だ。そんなスーパープログラマになるために必要な事柄を考える。 最近のアメリカ映画には、あらゆるプログラムを一目で解析し、サッとコードを書き換えて改変してしまうプログラマが登場する。どんな強固なセキュリティも破り、宇宙船の軌道を変えるのもお手の物――。「スーパープログラマ」という言葉に、こんなイメージを持っている人も多いのではないだろうか。 「高い技術力を生かし、顧客のビジネスを変革する」という理念の下、1989年に設立されたコンサルティング会社・フューチャーアーキテクト。同社 人財統括本部 人事採用グループ ディレクター 栗田尚彦氏は、スーパープログラマの能力についてこう語