「辺境伯」という爵位について中世ヨーロッパの封建制を絡めながらテト式さんの世界設定も織り交ぜつつ解説するまとめ (自分用)
爵位って、なんというか、王様の下に公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵っていう等級が最初から決まってたような気がするけど、ながーい歴史で出来上がってきたもので、それぞれの由来も色々バラバラだったりする。なお、日本の明治時代に華族制度が作られたときは、ほぼ一気に公侯伯子男の爵位が制定された。これは古代中国の制度を模し、かつ西洋の爵位にできるだけ1:1対応させるのに都合が良かったのだけど、実は完全には対応していない。日本語で「公爵」とされる階級はPrinceとDukeという2つの階級をまとめてしまっている。よくラノベファンタジー作品などで公爵は王位を継がない王族が就く爵位とされるけど、これはPrince。Dukeの方は王族以外の貴族の最上位みたいな感じだろうか。まあ、PrinceやDukeが君主の国もあって、こういうのは公国と表記されるんだけど。ほらもうややこしい。 日本の「公爵」は五摂家とか徳川宗家
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