「@バンチ」の里西哲哉編集長 新潮社は21日、マンガ家が描きたい作品を前面に押し出し、新人作家の登用にもこだわった月刊マンガ誌「@(アット)バンチ」を創刊した。10年夏に休刊した「コミックバンチ」の後継誌で、文芸書で知られる新潮社が単独で挑む初のマンガ誌だ。「ウロボロス」や「BTOOOM!」の旧バンチ人気作に加え、松本次郎さんやカサハラテツローさんら人気作家や新人作家を積極的に起用。同誌の里西哲哉編集長に雑誌の狙いなどを聞いた。(毎日新聞デジタル) −−10年夏のコミックバンチの休刊は話題になりました。 バンチは00年から準備をして01年に創刊し、瞬間で70万部、実売率が102%というありえない数字が出たこともありました。ですがコミックスはそれなりに売れたものの、雑誌の方の調子が上がらなくて、10年を契機に(旧バンチの編集を手掛けたコアミックスと)お互いの事業を見直しましょう……となり