中央公論新社から新書『物語オーストリアの歴史』を上梓してからほぼ一ヶ月半が経過した。私にとって四冊目の単著であるが、今回の本は、オーストリアの歴史を、各州の地方史の視野に降り立ちながら、通史としてもある程度フォローできるようにという大変高いハードルを課されたという意味で、これまでのように、自分の専門領域のストライクゾーンの範囲内で構想し、執筆するパターンとは全く違った作業だった。そして、ウィーン文化史を専門とする私にとって、地方史の細部を掘り起こすのは、気が遠くなるような根気を要しもした。これらの事情で、気がつけば14年もの年月をこの仕事につぎ込むことになってしまった。 このように飛び抜けて苦労が多い仕事だったわけだが、終わってみて、これまでの単著ほどの達成感は感じることができずにいる。さらに出版後1週間ほどで、むしろどうしようもない恐れと悲しみの感情に取り憑かれた。原因は、インターネット
中国著名芸術家、ドイツ離れる意向=「開かれた社会でない」、差別も 2019年08月12日14時07分 中国の著名芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏=6月9日、ロンドン(EPA時事) 【ベルリン時事】中国の著名芸術家で人権活動家でもある艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏は9日の独紙ウェルト(電子版)のインタビューで、中国政府の弾圧から逃れるために2015年から滞在していたドイツを離れる意向を示した。ドイツは「開かれた社会ではない」と感じるようになり、差別も受けたためだという。 【特集】防衛駐在官メモが語る「六四天安門事件」~「勇気ある市民」流血の記録~(上) 艾氏は「ドイツは開かれた社会でいようとしているが、自己弁護の傾向がある。ドイツ的文化が強過ぎ、真の意味で他の考えや議論を受け入れない」と指摘。「開かれた議論の余地や、異なる声への尊重がない」と続けた。 具体的な例として、繰り返しタクシー
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
(CNN) 猫が名前を呼ばれても知らん顔をしているのは、自分の名前が分かっていないためなのか――。そんな疑問を持った日本の研究チームが検証実験を行い、科学誌に論文を発表した。 研究チームによると、実験の結果、猫たちはさまざまな音声の中から自分の名前を識別できていることが分かった。つまり、名前を呼んでも反応しない猫は、分かっていて無視を決め込んでいるらしい。 実験は飼い主の自宅で、飼い主の見ていないところで実施した。猫の名前と同じようなアクセントと長さの名詞を幾つか選び、飼い主と他人にその単語と猫の名前を発音してもらって録音。15秒間隔で猫にその音声を聞かせた。猫の名前はいちばん最後に再生した。 その結果、飼い主の声であれ他人の声であれ、ほとんどの猫たちは自分の名前を聞かされると、頭を動かしたり耳を立てたりして何らかの反応を示した。 「少なくとも普通の家庭で飼われている猫は、自分の名前と一般
先日の「アイカツ!曲とR&B/Funk/ブラコンについての長文」がご好評頂いたので、前回書けなかったアイカツ曲についても書きたいと思います。 今回は渋谷系やLounge、世界のポップスに影響を受けたアイカツ曲を取り上げていきます。 (8/10 23:50追記 Twitterやはてなブックマークコメントなどでご指摘のあった情報を勝手ながら追記させて頂きました。関連しそうな楽曲の情報を少しでも多く残しておけたらと思います。) 1. Pretty Pretty 〜 渋谷系とPizzicato Fiveまず最初に「渋谷系」と言うジャンルについて説明します。 時は80年代、渋谷にタワーレコードのような外資系のCD・レコードショップが出店すると、それまでは日本に入ってこなかったような海外のマイナーな音楽が手に入るようになりました。その音楽と言うのは、例えばブラジルのBossa Novaやサンバであった
日本ではあまり知られていない韓国のジャズシーン。今そこで大きな注目を集めているシンガーがMoonだ。子供の頃から歌手になることを夢見ていた彼女は、音楽を学ぶため入学した大学でジャズと出会って恋に落ちた。やがて彼女はジャズクラブで歌いはじめ、ジャジー・ポップ・ユニット、WINTERPLAYのヴォーカルとしてデビュー。WINTERPLAYsは人気を呼び、韓国のジャズ雑誌「Jazz People」でMoonは最優秀ヴォーカリストに選出される。 そして2017年からソロ活動をスタート。プロデューサーに伊藤ゴローを迎えたファースト・アルバム『Kiss Me』は香港で総合アルバムチャート1位に輝き、いまやMoonはアジアの歌姫として注目を集める存在だ。そんな彼女の最新作『Tenderly』は、再び伊藤ゴローがプロデュースを手掛け、日本の気鋭のジャズ・ミュージシャンが集結。前作のアコースティックな路線を
クラブ・ミュージックが身近にあるのが、いかにもイギリス ――まず、ジョー・アーモン・ジョーンズのデビュー・アルバム『Starting Today』はいかがでしたか? 小川充「南ロンドンのシーンの熱気が伝わってくるようなアルバムで、すごくタイムリーな作品だと思いました。2月に『We Out Here』というコンピレーションが出ましたが、そこでコンパイルされていたのは、ロンドンのストリートのジャズですよね。いわゆるジャズ喫茶とかジャズ・クラブとかで聴くのとは違う、ストリート発のジャズが『We Out Here』にも、ジョー・アーモン・ジョーンズのアルバムにも入っていると感じました」 野田努「〈アシッド・ジャズ以降〉って言ってもいいと思うんですけど、UKらしい音楽をそのまま受け継いでいる感じがしましたね」 小川「いわゆるクラブ・ジャズや、クラブ・シーンとのつながりも深い人ですしね。彼のルームメイ
『空前絶後の保護猫ライフ!』発売!サンシャイン池崎インタビュー お笑い芸人のサンシャイン池崎さんが一緒に暮らす愛猫・風神と雷神との生活を写真と文章で綴った『空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編』が、8月9日(金)に発売されました。 風神(ふうちゃん)と雷神(らいちゃん)は、サンシャイン池崎さんが2018年に、NPO法人「猫の森」から迎えた2匹の保護猫。池崎さんがInstagramやTwitterに2匹の写真を公開、その溺愛ぶりが大きな反響を呼びました。 2019年7月には毒舌で猫たちへの愛情を語る裏アカウントが発覚、現在サンシャイン池崎さんの公式アカウントを超える43万ものフォロワーを獲得しています。 筆者はちょうど現在猫を飼おうか迷っており、しかも保護猫にも興味があったので、ぜひ池崎さんのお話を参考にしたく、いろいろお伺いしました。 サンシャイン池崎(さんしゃいんいけざき) 1981年、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く