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2022年8月26日のブックマーク (3件)

  • ついに上陸! 映画『リコリス・ピザ』が『アメリカン・グラフィティ』2.0級の歴史的傑作である理由(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    すこし不恰好で、しかしひたすらに完璧すぎるボーイ・ミーツ・ガール譚 なにはなくとも、すさまじく「心つかまれる」映画だ。どのシーンも、カットも、すべてが愛おしく、忘れがたい印象を残す。その残像が、胸のうちで一生涯反響し続けていたとしても、おかしくはない。昨年11月より公開されたアメリカおよび各国ではすでに絶賛の嵐、ポール・トーマス・アンダーソン監督の出世作『ブギー・ナイツ』(97年)に『パンチドランク・ラヴ』(02年)を足してさらに拡大させたかのような傑作だという評判だったのだが――それでは言葉が足りないほどの一作が、この『リコリス・ピザ』なのだ。まるであの『アメリカン・グラフィティ』(73年)が今日的にヴァージョン・アップされたかのような、映画史上に燦然と輝く名作が、いまここに誕生したことを確信する次第だ。 稿では、そんな一作の見どころを紹介しつつ、後半では僕が調査したところの結果――じ

    ついに上陸! 映画『リコリス・ピザ』が『アメリカン・グラフィティ』2.0級の歴史的傑作である理由(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作──映画『Wild Style』 | Qetic

    INTERVIEW:チャーリー・エーハン(『Wild Style』) 見えざる人間のユートピアを構想した伝説的傑作 Text:荏開津 広 1983年に公開された『Wild Style』は、今ではヒップホップとして知られるようになったカルチャーの黎明期の様子を、それが始まり発達したニューヨークの非常に治安の悪い地域で捉えた伝説的な映画である。そして、この作品は熱狂的に支持されながら、同時に、自主制作の低予算ということもあるだろう、その映画としての“完成度”に疑問を呈する批判的な見方があったことも確かだ。 ヒップホップはストリート・カルチャーであり、つまりはDJやラップをすること、またブレイクダンスやグラフィティも、1970年代を通じてニューヨークの非常に治安の悪いとされる地域で子供たちの遊びとして発達したものだ。昨年の春に日でも初の劇場公開がされた(これまた驚くべき!)『Style War

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  • ザ・クロマニヨンズのロックンロールはなぜ“最強”なのか 最新ライブ映像が捉えた、今日を生きることを全肯定するエネルギー

    ザ・クロマニヨンズのロックンロールはなぜ“最強”なのか 最新ライブ映像が捉えた、今日を生きることを全肯定するエネルギー ザ・クロマニヨンズについて書くのは難しい。彼らが最高のロックバンドなのは自明なのだが、それを伝えるために何か言葉を考えれば考えるほどにその質からどんどん遠ざかっていくような気がしてしまうからだ。彼らの魅力を知るのであれば、最新のライブ映像作品となる『ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL』(8月24日発売)を観るのが最も手っ取り早いだろうし、この夏、彼らは多くの音楽フェスティバルに出演しているので、それを観に行ってみるというのが間違いなくベストな選択肢である。わざわざこんな言い訳を書いている理由も、そのライブを実際に観てもらえれば一発で分かるはずだ。だが、このコラムはその『ザ・クロマニヨンズ ツアー SIX KICKS ROCK&ROLL』に

    ザ・クロマニヨンズのロックンロールはなぜ“最強”なのか 最新ライブ映像が捉えた、今日を生きることを全肯定するエネルギー