80年代を代表するバンド・BOØWYの軌跡を辿ると共に、映像作品にスポットをあて、ライブバンドとしての素晴らしさを再検証します。 その活動期間を「第1期:ライブハウス編」「第2期:ホール~武道館」「第3期:アリーナ~東京ドーム」の3つに分け、それぞれの新作記事などを1ヶ月にわたり掲載。アルバムごとに深化を遂げたサウンドの変貌や、後世に与えた影響も掘り下げ、今なお衰えぬ人気の秘密を解き明かしていきます!
サードアルバムでBOØWYが示した音楽性と色褪せぬ革新性 BOØWYは一部で “日本のヤンキーカルチャーとニューウェイブを接続した” と言われるほど、元来マニアックな音楽性を全国の青少年に届けることに成功した稀有な存在だ。この第一歩となったのがサードアルバム『BOØWY』なのは間違いないだろう。 今作がリリースされた1985年は尾崎豊『回帰線』やレベッカ『REBECCA Ⅳ ~Maybe Tomorrow~』がオリコン週間1位を記録するなど、日本の音楽市場にロックサウンドが本格的に普及し始めた時期に当たる。その中でも、彼らが参照した海外ミュージシャンの突出した広範囲ぶりには驚かされる。 ごく一部のフレーズだけ引用したり、特定の楽曲には似ていないがスタイルを参照したような例はこれまでも多くの識者が語っており、エルヴィス・コステロ、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ、ギャング・オブ・フォー、
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