ブラジル/現代JAZZの音の坩堝。リオの奇才アントニオ・ネヴィス新譜が凄まじい 2021-02-20 2022-03-14 Brasil, Jazz, Music 2021, ジャズ, トロンボーン, ドラムス, ブラジル, ブラジル音楽 Love1マルチ奏者アントニオ・ネヴィス新譜は素晴らしくカオスな大傑作ブラジル・リオデジャネイロ出身のマルチ奏者/作曲家、アントニオ・ネヴィス(Antônio Neves)の2ndとなる新譜『A Pegada Agora É Essa (The Sway Now)』は、この奇才が現在のリオデジャネイロのジャズシーンのトップランナーであることを思い知らされる必聴盤だ。 叫び声とコミカルな口琴で始まる(1)「Simba」からそのあまりに先の読めない混沌とした展開に脳を激しく揺さぶられる。なんというカオス。そしてなんという格好よさ! サウンドに軸にあるのはアン