今年もパシフィコ横浜で「立体Expo'06」が開幕した。立体Expoは、3DとVR(バーチャルリアリティ)に特化した商談会。出展社は少なめだが、毎年ユニークな製品を見ることができる。 会場の奥にある「3D Theater」では、偏光メガネを使用して大画面の立体映像を楽しめる。右は松下電工の「CyberDome3700」。3.7メートル径の大きなドームに立体映像が映し出される 中でも注目を集めていたのが、ソリッドレイ研究所の「タップトーク2」だ。人が動くと床面の映像が変化するインタラクティブな“床面スクリーン”。たとえば水面の映像では、足をついた場所から波紋が広がる。ピアノの鍵盤を歩けば音が鳴るといった具合。前バージョンの「タップトーク」は、「東京ジョイポリス」や電力会社の広報館などに導入されているため、見たことのある人も多いだろう。