前回までは、固定文字列の照合アルゴリズムを紹介しましたが、この章では特定の「パターン」に合致する文字列を検索する処理、いわゆる「正規表現」(regular expression)を取り上げたいと思います。正規表現は、grep,sed,awk,perlなど、様々なツール、言語上でサポートされているので、たいていの方はその恩恵(?)に預かっているでしょう。 1)正規表現の定義 正規表現は、1つ以上の空白でない「枝」(branch)からなり、各「枝」は'|'で区切られます。正規表現は、「枝」の中のいずれかに一致した場合に「一致した」ことになるので、'|'は"論理和"の役割を持つといえます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く