電子情報技術産業協会(JEITA)は、2012年の薄型テレビの出荷台数が前年比67・5%減の645万3000台だったと発表した。 減少率は過去最大となった。11年の地上デジタル放送への移行後、需要は大幅に落ち込んだためだ。 テレビの関連商品であるブルーレイディスクレコーダーも、56・3%減の279万6000台だった。 一方、カーナビゲーションシステムは、昨年9月まで続いたエコカー補助金効果でハイブリッド車や軽自動車の販売台数が増えたため、14・6%増の558万7000台に伸びた。 薄型テレビやカーナビなどを含む民生用機器全体の国内出荷額は、前年比43%減の1兆6054億円となり、2年連続で減少した。