AkiraShijoのブックマーク (12)

  • 気高き「敗者」の物語。荒木飛呂彦の納得と重力。 ~『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」 - ジゴワットレポート

    「絵」を描くという作業は『無限』である。どこで終わっていいのか、一枚をずーっと描いてられる。そして『物語』。仮に「恋人」が穴の底に落ちている設定があって、そこに「嫌いな友人」を身代わりに突き落とすと、その『恋人』は命が助かるという状況があったとしたなら、もし、あなたならどうしますか? 嫌いなヤツを突き落とす? それは「正しい行動」じゃない気がする。考えると『無限』に答えが出なくなってしまう。ちなみに「絵」は、自分の「心」が終わりとした時が完成。自分勝手だと思う。 引用したこの文章は、『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」単行22巻における著者・荒木飛呂彦のコメントである。 この、作者の自嘲をも感じさせる一文が無性に好きで、事あるごとにふと読み返してしまう。たった200文字程度だが、私の感じている「スティール・ボール・ラン」のテーマのようなものが、ここに凝縮されているか

    気高き「敗者」の物語。荒木飛呂彦の納得と重力。 ~『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」 - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2022/09/30
    "キャッチ・ザ・レインボー"のブラックモアがお気に入りです スイませェん……
  • マイホームに最強のオタク部屋を作ったら人生が完結した - ジゴワットレポート

    コロナに翻弄されているうちに、念願のマイホームが完成した。ブログの更新がまたもや滞ってしまったのは、新生活に向けた諸々をこなしていたためである。物理的な作業から、行政的な手続きまで。無限にも思えた「やること」は、一応のゴールを見た。 このブログでは度々報告してきたが、新居の建設にあたり、自室(書斎)を作った。夫婦で話し合い、嫁さんの了承を得た上で、終の棲家に設ける自分専用の6畳間。ここをいかにデザインするか。夢とロマン、機材の都合、そして現実的な予算。ライター業で貯めた資金を解放する時がきた。やがて、様々な紆余曲折を経て、誰よりも100%自分に向けた「最強のオタク部屋」が完成した。 そう、人生が  ““““完結””””  してしまった。 「賃貸か・持家か」という議論は、今日も元気にネットのどこかで盛り上がっていることだろう。しかし、私の住む地方の限界田舎に限って言えば、土地が(都心部に比べ

    マイホームに最強のオタク部屋を作ったら人生が完結した - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2020/08/17
    秘密基地という…………夢!!!!
  • 2014年9月、聖域が侵された日 - ジゴワットレポート

    MD世代である。 どれだけ気を配っても必ず絡んでしまうイヤホンケーブル。それとセットにして取り出すのは、ラベルに「MFS」と書かれたMDであることが多かった。もちろん自作、手書きのラベル。「MFS」は、なんのことはない、「My Favorite Song」である。オリジナルアルバムをそっくりそのままMDに録音するのではなく、特定の曲だけを抜き出して録音したい時。そんな場面で登場するのが、「MFS」シリーズである。最終的には30枚を超えていただろうか・・・。 この「MFS」シリーズは、私の・私による・私のための曲の集まりだ。ある意味、どんなオリジナルアルバムより「オリジナル」である。アーティストへの関心にもグラデーションがあるため、「①そのアーティストの曲はB面もアルバム曲も全部聴く」「②レンタルした後に通しで聴いてシングル曲を中心に気に入った曲のみを録音する」「③シングル曲のみを聴く」「④

    2014年9月、聖域が侵された日 - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/12/10
    iCloudの導入でチマチマ打ち込んでた歌詞やアートワークやアルバム情報がガッツリ上書きされた日のことも忘れてないよ
  • シリーズ連載『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』第1回が公開されました - ジゴワットレポート

    仕事の報告です。 たいむましん「WEB文芸」コーナーで連載中の『特撮ブロガー結騎了の平成特撮ヒーロー探訪』ですが、『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』の第1回が公開されました。 t-machine.jp 同記事にも記載していますが、ライダー→戦隊→ライダー→戦隊  ・・・の順で、平成初期から令和に向けて、時代を追っていく構成になります。前回の『平成仮面ライダー オン・ザ・ロード』第1回では『クウガ』を取り上げましたが、今回の戦隊記事では、初の平成戦隊『ターボレンジャー』から2000年の『タイムレンジャー』までをさらっていきます。 ▲記事中に使用しました、私物の星獣ソフビ。 やはり、流石に全ての作品に等しく言及すると尺が足りないので、いくつかに絞りながら全体の流れを俯瞰していこうかな、と。 スーパー戦隊の歴史は「玩具の歴史」とも言えるのですが、その辺りは『ガオレンジャー』のガオアニ

    シリーズ連載『平成スーパー戦隊 レッツ・ゴー!レッツ!』第1回が公開されました - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/09/17
    オタクは歌詞をタイトルに入れがち。
  • 右と左、究極のバランスに魅せられたあの頃 ~『仮面ライダーW』放送10周年回顧録 - ジゴワットレポート

    2009年9月6日、『仮面ライダーW』の放送が開始された。 例年「冬に始まって冬に終わる」が恒例だった平成仮面ライダーが、『ディケイド』を経て初の秋スタートへ。事前の告知PVで大々的に「平成仮面ライダー10周年プロジェクト 秋の陣」が謳われた時の高揚感を、今でもよく覚えてる。 第1話「Wの検索/探偵は二人で一人」 発売日: 2014/09/12 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 第1話冒頭、鳴り響くサイレンの音と、帽子を託して絶命する白い服の男。悪魔との相乗り、激高の変身。暗闇の中で爆発する高層ビルと、マフラーをはためかせながら眼を光らせる仮面ライダー。分単位で押し寄せるキラーカットに、一気に心を掴まれた。「なんかすごいのが始まったぞ・・・!」。その期待を裏切ることなく、そこから一年間、上質なエンターテインメントを存分に楽しませてもらった。 日、2019年9

    右と左、究極のバランスに魅せられたあの頃 ~『仮面ライダーW』放送10周年回顧録 - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/09/06
    オタクは歌詞をタイトルに入れがち。
  • 生まれて初めて買ったCDはglobeの『genesis of next』だった - ジゴワットレポート

    私が生まれて初めて自分で買ったCDは、globeでした。いやぁ、懐かしい。 タイトルは『genesis of next』。平成リメイク版のアニメ『サイボーグ009』のEDテーマで、同CDにはOPテーマの『What's the justice?』も収録されていました。幼心に、「なんで表題がEDの方なんだ!」と憤っていた記憶が・・・。 genesis of next アーティスト: globe 出版社/メーカー: avex globe 発売日: 2014/10/22 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る 「初めて買ったCDがglobe」というだけで、かなり世代が限定される感じもありますが。当時すでにglobeは全盛期を過ぎた印象もあったけれど、この『genesis of next』は今でいうEDMの流行を先取りした印象もあって、とてもかっこいい。TKサウンドが魂に刻まれ

    生まれて初めて買ったCDはglobeの『genesis of next』だった - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/09/02
    >『009 RE:CYBORG』における川井憲次のメインテーマ 大いにわかる 震えるほどカッコイイ なお本編
  • 特撮ヒーロー番組は常に「現行が旬」である - ジゴワットレポート

    シン・ウルトラマン』の制作が発表された。特撮オタクとしてはもう色んな意味で驚きのタイトルなので、少なくとも同作の公開まではまたひとつ死ねない理由ができたな、といういつものムーブに突入している。続報が楽しみでならない。 そんなタイミングでTwitterのタイムラインを見ていると、「これを機にウルトラマンを観てみようかな」という人が・・・。それを受けて、つい、以下のようなツイートをしたところでした。 『シン・ウルトラマン』のニュースを受けて「今まで未見だったけどウルトラマン観てみようかな…」という人がTLにチラホラ。色々とオススメはあるけれど、何よりまずは現行の『ウルトラマンタイガ』を毎週観たら良いと思います。アマプラ等でも追えます。TV特撮シリーズは、常に「現行が旬」です。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年8月1日 ウルトラマンに限らずライダーや戦隊も、「初心者に

    特撮ヒーロー番組は常に「現行が旬」である - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/08/03
    自分にとっては歌(特ソン)も特にそう感じるなー 家族の車で聴きまくったOP集 初めて自分で買った挿入歌CD こづかいをブチ込んだけど結局実際そんなに取り出さなかったBOX 0時の配信を待ち続けた主題歌……
  • 感想『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』 アンパンマンはなぜ他者に顔を与えるのか。そのヒーロー観こそが次世代を創る - ジゴワットレポート

    定期的に映画館に通う生活を送るようになって、どれほどが経つだろうか。その間に結婚し、子供が生まれ、ついに娘が映画館デビューを飾ることができた。「親子で映画館」という、以前より抱いていた小さな夢が叶った瞬間である。 というのも、アンパンマンの映画は子供の「映画館デビュー」を大々的に推奨している。公式サイトにも専用のページが設けられているほどだ。ポイントは大きく3つ。①館内が真っ暗にならない、②音量が控えめ、③歌って踊ってOK。更には、上映時間も約60分で、今年の作品に限って言えば、入場特典にマラカスまで貰うことができた。思わず感心するほどに、徹底的に「映画館デビュー」のために設計されている。 『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』。これがまた作品そのものもとても良くて、素直に感動を覚えた。横に座る娘の様子を気にしつつも、編の展開にちょっとウルっときてしまうなど。会社・仕

    感想『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』 アンパンマンはなぜ他者に顔を与えるのか。そのヒーロー観こそが次世代を創る - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/07/08
    シュガーラッシュオンラインへのウラミが深くて笑った
  • 「平成仮面ライダーっぽさ」が感じられる風景を求めて - ジゴワットレポート

    平成仮面ライダーを観続けて約20年になるが、同じ制作会社における同じシリーズなので、当然のようにロケ地が偏ってくる。 限界田舎住まいなので「ロケ地探訪」こと「聖地巡礼」はそう易々と敢行できないけれど、ネットをサーフィンしていると、ふと「こ!ここは!!」といった風景と出会うことがある。もしくは日常生活や旅行の中で、「これはもう平成ライダーのロケ地だなぁ」という情景が目の前に広がることも。 例えば今日、Twitterでこんなツイートを見かけまして。 イオンが潰れたとこ… 凄い雰囲気… というかここの建物どんな店が来てもすぐ潰れるんだが pic.twitter.com/KNvFRTPu4D — ゆう◢ ◤ (@minica_72GL) July 4, 2019 こういう写真(2枚目)、「あ!一期初期の頃の平成ライダーのロケ地っぽい!」となるからいけない。— 結騎 了 (@slinky_dog_s

    「平成仮面ライダーっぽさ」が感じられる風景を求めて - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/07/05
    >日常生活や旅行の中で、「これはもう平成ライダーのロケ地だなぁ」という情景が目の前に オタクゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
  • 今改めて振り返る、『仮面ライダー電王』の記憶。その「熟成肉」の焼き加減、躍進と脅威 - ジゴワットレポート

    放送中の『仮面ライダージオウ』が、遂に電王編に突入した。相変わらずのノリで物語を賑やかすイマジンたちと、過去に縛られたまま怪人サイドに利用されてしまうゲストキャラクター。「ああ、自分は今、電王を観ているなぁ」と、妙な感慨深さに浸ってしまった。 『電王』は、平成ライダーシリーズを代表する大人気作だ。あり得ないほどに続編が制作され、ファンの間でも傷と賛否が入り乱れる時期すらあったと記憶している。リアル志向の『クウガ』から始まった一連の作品群が、「時を超える電車に住む赤鬼と共に戦う」という一条さんなら秒で卒倒しそうな設定に辿り着く。 平成ライダーという、キメラのように様々な要素を取り込んで「魔改造」ならぬ「魔進化」を繰り返す歴史、そのひとつの到達点と言えよう。 第1話「俺、参上!」 発売日: 2014/08/08 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 先に大枠から語っ

    今改めて振り返る、『仮面ライダー電王』の記憶。その「熟成肉」の焼き加減、躍進と脅威 - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/06/11
    鬼ヶ島の戦艦けっこう好き
  • 「この作品を語るのにアレに触れないのかよ」という過去からの攻撃 - ジゴワットレポート

    今まさに取り掛かっている原稿があるのだけど、それが、数百字という文字数の中でひとつの作品の「あらすじ+レビュー」をまとめる、というもの。おかげさまで依頼をいただいて原稿を書く生活にも慣れてきたが、このタイプが一番難しい。言い換えれば、一番やりがいがあるとも言えるのだけど。 文字数とは不思議なもので、実は、ダラダラと長ったらしく数千字かけて書く方が、よっぽど楽である。日記的に道筋なく自由気ままに書くのとは違って、何らかの作品(映画でも特撮でも何でも)をレビューしようと思ったら、その作品の「解説」を盛り込む必要がある。 この「解説」というのが曲者で、あらすじだけでなく、作風や持ち味、スタッフの布陣、作品が持つテーマ、当時の視聴者からの反響、等々を肉付けしていくと、すぐに1,000文字ほどは埋まってしまう。更には、せっかく「レビュー」という形態を取るのであれば、ただそれらを並べるだけじゃ面白くな

    「この作品を語るのにアレに触れないのかよ」という過去からの攻撃 - ジゴワットレポート
    AkiraShijo
    AkiraShijo 2019/05/23
    わかる。オネスト・ハート。
  • これがディズニーの描きたいことなら私にとっては辛い。『シュガー・ラッシュ:オンライン』感想 - ジゴワットレポート

    『シュガー・ラッシュ:オンライン』、私の感想を率直に言ってしまうと、かなり「しこり」が残りました。話の大筋というか、「歩みたい人生の選択」「与えられた役割からの脱却」「共依存からの自立」という、掲げられた個々のテーマについては、良いと思うんです。 ただ、物語的にそれらが収束した決着は当にあれで良かったのか、『シュガー・ラッシュ』の続編として相応しいエンディングだったのかは、鑑賞してから数日経ってもモヤモヤが払拭されず。以下、そういうニュアンスの話ですので、心から楽しめた方はブラウザバックをオススメします。同時に、ネタバレ満載です。 Ralph Breaks the Internet: Wreck-It Ralph 2 Official 2019 Calendar - Square Wall Calendar Format 出版社/メーカー: Danilo Promotions Limit

    これがディズニーの描きたいことなら私にとっては辛い。『シュガー・ラッシュ:オンライン』感想 - ジゴワットレポート
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