国立感染症研究所 (掲載日:2022年3月28日) 人は、咳、くしゃみ、会話、歌、呼吸などの際に、鼻や口からさまざまな大きさや性状をもった粒子を空中に放出する[1-5]。粒子はその大きさや含まれる液体の量によって空中での振る舞いが異なる。液体を含んだ大きな粒子は、放出されてから数秒から数分以内に落下するが、小さな粒子や乾燥した粒子は、空中に数分から数時間にわたって浮遊する[2-5]。従来、これらの粒子については大きさや性状に応じて飛沫やエアロゾルと呼ばれてきた [4,5]。 SARS-CoV-2は、感染者の鼻や口から放出される感染性ウイルスを含む粒子に、感受性者が曝露されることで感染する。その経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、③ウイルスを含む飛沫を直接触
新型コロナウイルスワクチンの追加接種を行う看護師=1日、米イリノイ州ハインズ/Scott Olson/Getty Images (CNN) 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種をめぐり、感染予防効果は限定的で、数週間しか持続しないというイスラエルでの研究結果が報告された。 研究チームは、60歳以上のイスラエル人125万人あまりについて今年1~3月の健康記録を分析し、その結果を米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に報告した。期間中の感染はオミクロン株が主流だった。 4回目を接種したグループは接種後4週目の時点で、重症化のリスクが3回接種のグループに比べ、3.5分の1に低下していることが分かった。この効果は6週後でも弱まる傾向がみられなかったが、短期の研究だったため、正確な持続期間は判明していない。 感染が確認されるリスクは、4週目で3回接種組の2分
東京都内の6日の感染確認は1週間前の水曜日より860人余り少ない8652人でした。また都は感染が確認された6人が死亡したと発表しました。 東京都は6日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の8652人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日より860人余り減りました。 6日までの7日間平均は7358.0人で前の週の96.5%となりました。7日間平均が前の週を下回るのは、先月28日以来で9日ぶりです。 都の担当者は「感染者数が上昇しているわけではなく今はリバウンドしている状況ではないが、今週からは学校も始まり人の動きが多くなる。いつリバウンドするか分からない状況であり、緊張感を持って感染防止対策に努めてほしい。人が密集するところには行かず密を避けてほしい」と話していました。 8652人を年代別に見ると「20代」が最も多く、全体の21.4%に当
米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種をするとオミクロン株に対する感染予防効果が一時高まるが、その後は急に弱まるとの研究結果をイスラエル工科大などのチームが5日発表した。60歳以上を対象にした分析で、4回目から1カ月後には3回のみの場合と比べ感染リスクが半減したが、2カ月後に差がほぼなくなった。 一方、重症化リスクは1カ月後の時点で7割減となり、それから半月は効果を保っていた。さらに長続きするかどうかは不明だとした。結果は米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。 今年1~3月、イスラエルの公的データベースに登録された約125万人の情報を使用。3回目から4カ月以上たって4回目の接種を受けた約62万人と、受けていない約63万人を比較した。米国では50歳以上や免疫が弱っている人に限り4回目接種が認められた。日本は実施の必要性を検討する。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く