山田尚子監督『きみの色』をみました。いや、素晴らしかった...。以下、感想。 カトリック系の女子高に通うすこしぼんやりした雰囲気の少女、日暮トツ子は、同学年で聖歌隊で活躍し級友や後輩たちからも一目置かれる作永きみのことがなんとなく気になっていたのだが、きみは突然、高校を退学してしまう。街の書店できみをみかけたという噂を聞いたトツ子は街の書店をめぐるのだが、きみは容易には見つからない。そんな折、白猫に導かれて偶然立ち寄った書店でギターをつま弾くきみを見つけたトツ子。そこに居合わせた高校生の少年を巻き込んで、トツ子の思い付きでスリーピースのバンドが結成されることになり、少女たちと少年の思いがけない時間がはじまる。 山田尚子監督の最新作は、長崎を舞台に、少女・少年のつかの間の交感を描く。脚本は『リズと青い鳥』の吉田玲子、キャラクターデザイン・作画監督は『平家物語』でもタッグを組んだ小島崇史と、盤

