東北新社は「漠然としか分からない」とデタラメ(22日、衆院予算委で答弁する菅首相)/(C)日刊ゲンダイ 総務省幹部の接待問題で明らかになったのは、菅首相親子を中心とした官民の癒着構造だけではない。菅首相の答弁がいかにテキトーか、改めて浮き彫りになった。 体調心配な菅首相に別の異変…“鉄壁のガースーヘア”にも綻びが 25日の衆院予算委員会で、立憲民主党の黒岩宇洋議員が接待問題を巡る菅首相の答弁を問題視。国家公務員倫理審査会が総務官僚の倫理法違反を認定する前に、菅首相が違反と断定していたことを追及した。 ■勝手に違反認定 問題の答弁は22日の衆院予算委で飛び出した。菅首相は「私の長男が関係して、結果として公務員が倫理法に違反する行為をすることになった」と陳謝。総務省が接待問題を調査している最中だったにもかかわらず、だ。 違反が濃厚だったとはいえ、菅首相には白黒を断定する権限はない。答弁を作成し