※高城未来研究所【Future Report】Vol.456(2020年3月13日発行)より 今週は、那覇にいます。 毎週数万人単位で訪れるクルーズ船が来なくなり、また、発着する海外航空路線も約8割が減少していることから、国際通りをはじめ、沖縄の観光地はどこもガラガラです。 ホテルも通常の半値以下も当たり前で、なかにはキャンセルしないことを前提にした8割引きプランも珍しくありません。 現在、海外ゲストを中心に宿泊キャンセルが相次ぎ、単月の客室稼働率が38%しかなく、このままでいけば、稼働率は20%台まで低下する可能性があります。 今週、ついにWHOがコロナウイルスのパンデミック宣言を出しました。 来週末のオリンピックの聖火リレーにあわせて、今後政府が自粛解禁を公にしても、コロナウイルスの蔓延に歯止めがかかっている様子はなく、当面旅行マインドはそう簡単に回復しないと考えられます。 政府発表は