検察情報を一方的にタレ流すだけの大マスコミ報道をうのみにしない政治プロの間では、今回の「小沢事件」にもうひとつの見方が出ている。「米国の圧力説」だ。どういうことなのか。ジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏がこう言う。 「小沢氏の失脚で、結果的に誰が喜ぶのかといえば米国です。対等な関係を主張する小沢・民主党政権が誕生し、日米関係の見直しを強行されれば大ごとになる。“属国”の日本を手放したくない力が働いたとしても不思議ではない。今回の件は、故田中角栄首相が失脚したロッキード事件と構図が似ています」 ロッキード事件では、田中首相が親アラブ政策を打ち出し、米国に頼らない独自の石油外交を展開したことが米メジャーを刺激。米国が日本政府に圧力を掛けたのがきっかけで起きた――とされる。中曽根康弘元首相も、著書「天地有情 五十年の戦後政治を語る」で、「ロッキード事件の原点は田中角栄の石油政策」と書い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く